梅雨シーズンの身の守り方
今年も梅雨がやってきました。
避けることはできませんし、夏の水不足に備えて雨も降らないとだめですけれど。
わかってはいても、気が重くなりますよね。
服や靴、髪の毛の爆発や、洗濯やカビなどの余計な心配もあります。
関節痛や頭痛などの気象病も出やすいですし、メンタルにも響きますよね…
短い爽やかな春の季節が終わって、これから一ヵ月以上は雨のシーズンです。
(ちなみに、去年の梅雨明けは7月21日でした)
短期間なら我慢しておとなしく過ぎるのを待ちますが、けっこう長いので少しでも快適に過ごしたいものですよね。
仕事も遊びも、学校も家事も、普通に生活は続いていくのですから。
梅雨時の不調の原因は低気圧や湿度、そして晴れ間が出ないこともメンタルに影響します。
気象病、熱中症、うつ傾向などを訴える方が増えますね。
膝が痛むのも、足がむくんでパンパンになるのも、だるくて眠いのも、気分がどんよりするのも、梅雨のせいかもしれませんよ!
とくに普段から自律神経が乱れやすい方は要注意です。
ホルモン分泌が乱れて生理不順や生理痛・PMSがきつくなったり、寝ても疲労感が取れない、または逆に眠れなかったり。
めまい(起きた時にふわっとするような)や耳鳴りなども多いですよね。
また、湿気のせいで体調を崩す方も増えますよ。
むくみや関節の痛み、手足が重だるいなどの症状が出やすいのです。
湿疹やお肌のトラブルもあるあるでしょうか。
熱中症予防のための水分補給が多すぎるとさらに悪化してしまいますよ!
湿度が高いと汗が蒸発しにくいのもあり、それほど暑くなくても身体に熱がこもって熱中症になりやすいです。
人間は暑くなくても常に汗を出して皮膚から熱を放っているんです。
たとえば腕にラップを巻くとしばらくしたら水滴がたまってきますが、通常ならその水分が蒸発することで熱を下げているのです。
とくに夏はそうしないと体温が上昇してしまいます。
炎天下でなくても、屋内でもご注意ください。
除湿のためエアコンをドライ設定にするか、それだと冷えすぎるという方は扇風機を風が直接身体に当たらないように回してください。
室内の空気を循環させるだけでも違いますよ。
なかなか発汗しないという方はシャワーではなく、お湯につかって汗をかく練習をしてくださいね。
そして悪天候が続くと運動不足になりがちで、どうしても気血のめぐりが悪くなります。
入浴の前にストレッチやラジオ体操などをして身体を動かすようにしてくださいね。
筋トレや縄跳びなどで運動不足を補ってください。
身体のだるさやむくみを改善できますよ!
梅雨の晴れ間があれば、すかさず運動しましょう(^^)/
食生活でも梅雨を意識してみてください。
利尿作用のある豆類や夏野菜(瓜系が一番!)をしっかり摂ること。
お茶も、とうもろこし(のひげ)茶やハト麦茶がおすすめです。
炭水化物(麺類など)は薬味を効かせて食べるようにしてみてください。
(ネギ、しょうが、大葉、ミョウガ、など)
そして甘いものは極力遠ざけるのが一番!
アイスクリームや甘いアイスドリンクは控えてくださいね。
困った症状を悪化させてしまいますから。
自律神経のバランスを整えるためには規則正しい生活リズム、とくに睡眠が重要です。
夜更かしせず、できるだけ早寝早起きを心がけてくださいね。
梅雨の期間でも、結局はコレなんですよね!!
気象病予防のために耳まわりのマッサージも効果的なのでこまめに実践してください。
そしてよく効くツボはこちらですよ↓
内関(ないかん)というツボを反対の手の親指でグーッと押してくださいね。
始まったばかりの梅雨の季節を元気に乗り切りましょう(^^)/
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