猛暑への準備期間!
昭和の頃。小学生の夏休みの宿題で毎日書き込んでいたので最高気温を今でも覚えています。
30℃、31℃、雨が降ると20℃台でしたよ。
今じゃ、そんな日はありません!!
この数十年で夏の気温は最低でも5℃くらいは上がってしまったようです。
冬の間はそれなりに寒いので猛暑の暑さを忘れてしまいがちですが、今年ももうすぐやってきます。
炎天下を歩くのも10分で限界が来るような暑さ、覚えていますか?!
最近は冬より夏のほうが弱い、苦手という方のほうが多いようです。
そんな厳しい季節を乗り越えるために、今から可能な準備をしていきませんか?
1.梅雨に備えよう!
猛暑の前にやってくる梅雨のシーズン。
最近は時期的にも早まってきていますし、期間も長いですよね。
ジメジメと湿気が半端なく、蒸し暑かったり、逆にひんやり肌寒かったり、気温も落ち着きません。
気圧が乱高下して、お天気痛・気象病がある方は辛いですよね。
この時期の攻略法は、なんといっても水はけのよい身体をつくることです。
外気に湿気が多い(外湿と言います)と身体の中から余分な水分を排出しにくくなり、誰もが身体の重だるさ、倦怠感を感じやすくなります。
ましてや、もともと水分排出が苦手な(内湿がたまりやすい)体質の方にとっては厳しい環境です。
梅雨のあいだは水分摂取をし過ぎず、できるだけ身体にためこまない工夫が必要ですよ!
ただし、熱中症には注意しないといけませんので、こまめに水分補給はしつつ、摂り過ぎないことが大事!
必要な水分は補い、不要になった水分はちゃんと外に出さないといけませんね。
水分排出するため利尿作用のある飲み物や食べ物を摂り、運動で発汗し、なるべく水はけをよくするのです。
コーン茶、とうもろこしのひげ茶、ハト麦茶、瓜系の野菜や果物、いも類、豆類、もやし、などがお勧めです。
お砂糖たっぷりのスイーツ、パフェやアイスなどは内湿のモトですので、控えましょうね!
内湿をためるとむくみますし、冷えやすくなりますよ。
エアコンの温度設定にご注意くださいね。
2.暑さに備えよう!
年々厳しくなる暑熱は我慢の限界を超えています。
適格にエアコンを使っていただくのが大事ですよね。
それでもひと夏中屋内にこもっているわけにもいかず、熱気にやられない身体をつくりたいです。
そのためにはやはり熱を体内にこもらせずに逃がさないといけません。
まずは熱をたまりやすくする肉類やこってりしたお料理は控えめに。
その代わりに魚介類や豆腐などを多めにしてみてくださいね。
緑茶、麦茶、コーン茶、夏野菜(とうもろこし、トマト、苦瓜、キュウリ、ナスなど)をしっかり摂りましょう。
余分な熱は汗、尿、便などで上手に排出したいので、暑いけれども運動は欠かせませんね。
炎天下は避けてたっぷり汗をかき、トイレも我慢せず、便秘せず、循環のよい身体を目指しましょうね。
常にエアコンのかかった屋内でじっとしているのではなく、1日に1回はしっかり動いて汗を流す習慣をつけてください。
水のめぐりのよい身体にするには気をめぐらせなければ。
薬味にする香りの強い野菜(パクチーやシソなどハーブ類、みょうが、ショウガなど)やシナモンなどのスパイス類も上手に使いたいです。
夏バテの原因の一つに温度差があります。
室内外でかなり大きな温度差がありますよね。
外ではTシャツ1枚でも、電車やお店に入れば一気に冷やされます。
服装を外気温基準にすると室内では寒すぎるのです。
必ず上に羽織るものを持参して、できたら素足にサンダルではなく常に靴下とスニーカーで自衛してほしいです。
エアコンの風が直接あたる席で仕事される方はショールで首筋も守ってくださいね。
冷え症は夏につくられるとも言われます。
エアコンで芯まで冷えるのは絶対避けたいですよね。
腹巻やレッグウォーマーなど、必要なものを揃えて対応していただきたいです。
そうした温活グッズも外ではまったく不要ですよ。
なかには夏でも常に毛糸のパンツや腹巻をしている方もおられるのですが、環境に合わせてくださいね。
冷えを防いで健康維持したい気持ちはわかるのですが、余分な熱をこもらせては健康的とは言えません。
夏だからこそのかき氷やアイスドリンクもいいのですが、キンキンに冷えた室内だったらやめたほうが無難ですよ。
氷はアウトドアで汗だくになってこそ身体に入れても平気なんです。
そこは間違えないようにしたいですね(^^)/
5月は1年で一番過ごしやすい季節ですが、次の梅雨や猛暑に向けて身体の準備をしていかなくてはなりません。
しっかり養生して、元気で真夏を迎えましょう!
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