むくみやすい季節だから

かつて梅雨に入ると約ひと月余り、しとしと降ったりやんだりの日が続いたものです。

梅雨明け間際に激しい雷雨があって、それが終わると一気に真夏が到来! というのが定番でした。

ところが、近年は様子が変わりましたね。

記録的に長い梅雨、雨が極端に少ない空っ梅雨、しとしとどころではない集中豪雨が頻発、といった異常な梅雨となってきました。

毎年「経験したことがない」レベルの大雨が降り、もうすでに異常が異常でなくなってきているほどですね。

 

そんな梅雨の時期に避けて通れないのが湿気の問題。

4月、5月のカラッと爽やかな初夏と違い、気温も上がるし湿気も増えて不快指数が急上昇です。

空気が重くなってジトジト、ベタベタしてきます。

お風呂場やキッチンなどもすぐにぬるぬるしてきますし、あちこちにカビが発生します。
知らないあいだに押し入れや壁にも?

 

こうした高温多湿の弊害は家の中だけじゃありませんよ。

身体のなかだって湿気は溜まります。

熱中症アラートが出て、毎日「水分補給を!」 と叫ばれているので、意識して水を飲むようにしている方がほとんどだと思います。

お茶のペットボトルやスポーツドリンクなどもよく売れていることでしょうね。

 

でも、そんなに毎日ガブガブ飲んでて大丈夫ですか?!

湿気が多いと、自然と身体から蒸発する水分が少なくなります。

のども乾きにくくなるのですが、補給補給と刷り込まれるので、無理してでも飲んでいますよね。

たくさん飲んで、その分たくさんトイレに行かないと身体に水分が余ってきてしまいます。

余った水分はどうなるのでしょう?

 

そう、むくみになります。

重力の法則で、夕方になれば足がパンパンになって重たくなります。

足だけでなく、手の指が曲げにくくなったり、顔もはれ、まぶたもはれぼったくなったりします。

そして余分な熱も加わると、湿疹やじんましんなども出やすくなるんですよ。

いろんな悪さをする余分な水と熱!!

まずは余分な水を追い出しましょう(^^)/

 

【食生活編】

*やたらと飲みすぎないように!

冷たい氷入りドリンクは避け、常温の水やお茶を飲みましょう。

運動したり、たくさん汗をかいたりする人は多めの水分補給、普通の方は1.2リットルくらいが目安です。

一度にたくさん飲まず、少しずつ補給しましょう。

お茶なら利尿作用のあるとうもろこし(のひげ)茶、ハト麦茶、麦茶を選んでみては。

食事でもモヤシやとうもろこし、瓜系の夏野菜、スイカやメロンなどをたくさん食べましょう。

余分な水分を追い出すために、利尿効果があるものを積極的に摂るようにして、ちゃんと不要な水分を排出できるようにしましょうね。

水分だけでなくミネラル補給もしないと熱中症になりやすいので、ちゃんと塩分もお忘れなく!
1日1個の梅干しや味噌汁などもお勧めです。

アイスクリームや甘いアイスドリンクはむくみの原因になりますよ~!
おやつよりも毎回の食事を充実させましょう。

 

【ツボ編】

*利尿効果のあるツボを刺激!

なんだか足がむくんでるな、という時はこのツボを押してみましょう。

陰陵泉(いんりょうせん)というツボですよ!

ふくらはぎの内側、膝関節の下にあるへこみ。

骨のきわを奥に向けてぐっと親指で押すと痛くないですか?
水分代謝が悪くなってむくんでいると痛みが出ます。

ここをグイっと押すと痛い方は余分な水分がたまっている証拠です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ときどき押してみてチェックしてくださいね。

けっこう痛いという時はしばらく押して刺激しましょう。

 

線状降水帯が発生する前に、側溝に溜まった落ち葉やゴミを掃除して雨水が溢れてこないようにしておきたいですよね。

身体だって、血管から溢れた水分がたまってむくまないよう、ちゃんと水はけがよい身体にしていきたいです。

元気に梅雨を乗り切りましょう(^^)/

 

 

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