梅雨どきの辛さ《第二弾》
今年は梅雨入りが遅かったですが、梅雨明けは例年通りの7月半ば過ぎになるとのことです。
期間中の雨量も例年通りだそうで、ということは短期間に大量に降るということですね。
昔の梅雨とは大違いです。
最近は降るとなったら線状降水帯が発生して災害級の雨になることも増え、梅雨も恐ろしい季節となってきました。
気圧の変化、乱れも非常に大きく、お身体に影響を受けやすい方にとっては厳しい季節ですよね。
この時期の東洋医学的に“湿気の病”といわれる関節痛について前回お話ししました。
記事はこちらから読んでくださいね↓
思い当たることがある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
さて、このジトジト・ジメジメする季節に起きやすい症状は関節痛以外にもありますよ。
頭痛、めまい、動悸、です。
全部まとめて、いっぺんに出ることもあるので厄介ですよね。
どれも深刻な病気につながる可能性もあるので、症状が激しくて収まらない場合は医療機関で検査を受けるようにしてくださいね。
検査を受けても特に原因が見つからないときや、自律神経うんぬんと指摘されたような場合は東洋医学の出番です!
頭痛は季節と関係なく、一年中起きやすい症状です。
風邪をひいても、二日酔いでも、熱中症でも、お天気痛でも、いつでも頭痛って出ますよね。
軽い頭痛でも、集中力ややる気が出なくて困ります。
ひどくなると何も手につかなくなり、寝込むしかありません。
あなたなら、すぐに薬を飲んで解放されますか?
痛み止めは服用するタイミングが大事で、痛みがピークになってからでは遅いということです。
「もうすぐ来そう」という時に早めに飲むのがおすすめなんだそうです。
ただ、鎮痛剤に頼るようになると、いわゆる薬物乱用頭痛を引き起こしてしまう可能性もありますよ。
ひと月に15日以上服用している場合は危険です。
最初はいいのですが、しばらくすると毎日のように頭痛が起こるようになりますし、より強い痛みになり、さらに鎮痛剤が必要になってきます。
どうぞお気をつけください。
手っ取り早くて助かるお薬ですが、弊害もあるということはお忘れなく。
湿気が多く、気圧も乱れるこの季節は頭痛も発生しやすく、鎮痛剤を飲みすぎる方が増える時期です。
できるだけ薬剤に頼らないで対処するようにしたいです。
さて、東洋医学では頭痛の種類によって原因が異なるとされています。
頭のどのあたりが痛むのかも重要です。
頭痛という症状だけでなく、身体全体の体質と総合判断して、頭痛に対してどう対処していくかを決めますよ。
【痛みの種類】
1.締め付けられるような痛み
2.ズキズキ拍動する痛み
3.腫れたような痛み
4.なんとなく重たい痛み
【痛みの場所】
A.頭頂部(てっぺん)の痛み
B.後頭部(首すじ含め)の痛み
C.側頭部(耳より上)の痛み
D.前頭部(おでこ)の痛み
こうした痛みの性質や場所で原因をつきとめ、すぐ治療できるのが鍼灸の強みなんですよね!
梅雨の時期は締め付ける痛みが出やすくなります。
そこまで酷くなくても、頭全体が重たくなりスッキリしないような症状を訴える方が多いです。
そして、めまい(回転性よりもフワフワする感じ)や動悸も同時に出やすいです。
このような症状は水分代謝の異常で起きやすいので、梅雨どきの病の典型なんですね。
もちろん、条件が重なると梅雨でなくても同じように起きますが、高温多湿で水分摂取が増えるけれど排出が滞りやすいこの時期に多くなります。
気のめぐり、水分の循環を整えていくことで改善できますので、関節痛同様、鍼灸が効果的です。
鎮痛剤に頼らずに済むよう、東洋医学を試してみませんか?
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