梅雨でも元気をキープ!

長い梅雨の晴れ間の後は再びゲリラ豪雨に泣かされる今年の梅雨

晴れたら酷く暑いし、警報級の雷雨に襲われるし、なかなか厳しい天候が続きます。

ひたすらシトシトジメジメの梅雨が懐かしいですね。

かつては湿気と冷えに注意するのが梅雨の養生だったのですが、最近はそれでは手に負えなくなってきました。

以前は多湿な環境でいかに水はけのよい身体にしていくかが一番の課題だったのです。

長雨で気温も下がりがちなので、湿気+冷え“寒湿”から身を守るのを重視していたものです。

それが、今では湿気+暑さ“熱湿”も対策しないといけなくなりましたね!

両極端な気候にも左右されないよう、しっかり対応していきたいですね(^^)

 

“寒湿”から身を守る!

もともと冷え症で、とにかく寒いのが苦手という方はとくに。

周りの人たちは「暑い、暑い」 と言い始めても、「どこが?」 と涼しい顔の方、いらっしゃいますね。

クーラーに弱くて、冷えるとすぐ体調が悪くなる傾向が。

梅雨寒になるとまた辛いですね。

湿気が多いと乾燥肌の方はやっと身体から粉がふかなくなる時期ですが、身体の表面より内面は湿気にやられがちです。

冷えと合わさって頻尿になったり、お腹を下しやすいとか、関節痛に悩まされたりします。

手指や肘、膝、腰などいろんな関節が痛みますよね。

温めることで改善するので、サポーターや温湿布、貼るカイロなどを利用してください。

足から冷えますから、必ず長めの靴下をはき、レッグウォーマーなどでガード。
スカートやパンツの下にはレギンスなども適宜はいてくださいね。

調子が悪いな~という時は足湯をしたり、お風呂でちゃんとお湯につかるようにしてください。

通勤時や買い物時にエアコンでやられることも多いです。
冷え症じゃない方もご注意ください。

素足にサンダルなんてもってのほか。
足もとと、冷風が直接かからないよう首や肩にスカーフやショールなどを巻くようにしましょう。

上に羽織るカーディガンなどは必ず携帯したいです。

職場でもエアコンの風が当たらないよう工夫が必要ですよね。

室温はどうしても暑がりさんに合わせがちなので、寒がりさんなりの自衛をしなければ!

そして、お灸が一番効果が出やすいのでお勧めします。

やさしいお灸で冷えた身体を毎日リセットしてくださいね。

食養生としては、余分な水分は排出したいので、豆類・豆製品やトマトを。

冷たいものは厳禁ですよ。
胃を冷やさないようにしてください!

 

“熱湿”から身を守る!

猛暑が大の苦手な熱がりさん。

40℃近い気温は誰にとっても命の危険さえ感じるものですが、とくにもともと熱の多い方にとっては地獄ですよね。

エアコンや扇風機はもちろん、ネッククーラーや保冷剤など何でも利用して身体を冷やす努力を。

衣服や寝具なども工夫が必要ですよね。
なるべく涼しく!

さらに熱気を助長する肉類や脂っこい食事を控えることも大切ですよ。

揚げ物やこってり味のものを避け、なるべくあっさりした野菜や豆腐中心の食生活が熱をさましてくれます。

熱中症予防のために水分補給をしっかりしないといけませんが、甘いドリンクは厳禁です。
スポーツドリンクは甘味が強すぎるのでお勧めできません。

コーヒーや紅茶などをがぶ飲みするとカフェインのせいで余計に脱水してしまう恐れがありますよ。
同様にアルコールにもご注意ください。

利尿作用のある麦茶やトウモロコシ(のひげ)茶、ハト麦茶などにしてくださいね。

食養生としては、瓜系の野菜や果物がお勧めです。

苦瓜(ゴーヤー)、きゅうり、トウガン、スイカ、メロンなどをどんどん食べてくださいね。

豆類も湿気対策に役立つので、緑豆もやしや春雨をぜひ。

とくだん暑がりじゃない方ても、猛暑の折は参考にしていただきたいです。

身体の中も外も除湿していきましょう!

 

 

梅雨はまだ続きそうですが、終わったとたんに完全な猛暑がやってきます。

今年も厳しい暑い夏となりそうです。

今から体力を消耗してると猛暑を乗り切るのも危うくなってしまいます。

なんとか元気をキープして真夏に備えていきたいですね。

不安定な天候に負けずに、しっかり養生していきましょう(^^)/

 

 

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