台風シーズンに気象病予防!
ノロノロ迷走台風に一週間以上翻弄されました。
最初は大阪直撃とされて覚悟しましたが、次々に進路が変わり、結局のところ阪神間は無傷に終わりましたね。
直撃された九州や、なぜか遠隔地でも大雨が降って土砂災害が発生するなど、被害甚大でした。
犠牲になった方もおられ、ご遺族や被害に遭われた方々に衷心よりお見舞い申し上げます。
近年の自然災害の多さ、全国に広がるその爪痕の大きさに胸が痛みます。
これも気候変動の影響なのか、度重なる気圧の乱れや台風の影響で体調を崩す方が増えました。
お天気痛や気象病という言葉も流通するようになり、実際に辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。
週間天気予報をこまめにチェックして、事前にお天気の変化を見逃さないようにしていかなければ。
頭痛で動けなくなるほどであればタイミングよく鎮痛剤を服用したほうがいいですし。
そして予防に役立つ耳周りのマッサージや耳たぶへの刺激を入念にしておいてください。
首や後頭部のツボなども効果があるので、鍼灸は有効ですよ!
身体全体のバランスを整えることで、体調管理に貢献することができますから。
ご自身でできるツボ療法は、こちらですね。
内関 (腕内側の2本の腱のあいだ、手首から数センチ上に上がったところ)
反対側の親指でじわ~っと5秒くらい押して、ゆっくり離す、という刺激を何度か繰り返しましょう。
また、頭痛薬が原因で痛みが悪化してしまうことがあるのもご承知ください。
薬に頼らない頭痛対策がご希望の方はぜひ鍼灸院でご相談くださいね!
台風や大雨は昔からありましたが、ここまで大災害をもたらすようになっているのは、やはり気候変動の影響かと思われます。
ゲリラ豪雨や線状降水帯は昔はなかったですし、実際に被災地では「今まで見たことがない」「経験したことがない」 と誰もが口々に言われていますよね。
真夏の気温が上昇し、最高気温が40℃に迫る勢いですが、猛暑が定着、これからもしかしてさらに悪化するとしたら、私たちの生活様式を見直さなければならないのでは?
夏以外の季節と同じペースで仕事や運動、家事、余暇の過ごし方も含めて、そのまま活動しても大丈夫なのでしょうか。
熱中症警戒アラートが全国で毎日のように出て、「不要不急の外出を控えて涼しい屋内で過ごしましょう」 と呼びかけられています。
古来より夏の養生というのが(各季節にも)あり、その指針に従って過ごせば健やかに次の季節を迎えることができると伝えられてきました。
夏の基本は、できるだけ活発に動いて、元気に活動しましょう、ということになります。
そして夏野菜をいっぱい食べて、早起きして、太陽の下でいっぱい汗をかいて、みたいな感じです。
しかし、今では猛暑のなか活発に動くのは危険とされてますし(矛盾していますが高校野球は別です)、むしろエアコンによる冷えを警戒しないといけないような状況ですね。
体感的にも、何十年か前から5℃くらい気温が上がっているように感じます。
雨量も約20%以上増加し、ゲリラ豪雨、線状降水帯の発生などで河川の氾濫、土砂災害なども頻発し、自然災害が後を絶ちません。
原因はさておき、これだけ自然界は変貌しているのに、人間の暮らしは従来通りでいいのかなと疑問を感じます。
地球温暖化を食い止める努力も必要ですし、環境の変化に逆らわずに生活様式を合わせていくのも大切ではないでしょうか。
昔からの養生法を頑なに固執することはないと思いますし、柔軟に対応していかないと危険です。
具体的には、仕事のペースだったり、あり方ですよね。
コロナ禍でテレワークは可能だと証明されましたし、アウトドアでは炎天下を避けて早朝や夕方以降に作業することなども検討していく必要があるのでは?
命を守るためです。
学校などでは秋の運動会開催、そのための練習は安全なのでしょうか。
部活のあり方なども含めて、さまざまな決まりや慣習を踏襲していくことの是非を検討する時期なのでは?
そして、台風が接近してきたら身を守る行動を最優先することや防災対策の徹底もこれまで以上に行っていかないといけません。
また、被害が出た際の復旧復興にもっと力(=予算)を投入していかないとですよね!
いつまでも「今までなかったから」 で済ませるわけにはいかないので、もうそろそろ現実に沿って対応していかないといけないのかなと感じています。
「今まで通り」の意識では難しくなってきたのですから。
まずは意識を変えるところから!
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