真冬の肩こりには?

いよいよ冬の底、冬至です。

冬至といえば、ゆず湯やカボチャが思い浮かぶ方が多いと思います。

それだけではありませんよ!

冬至といえば、一陽来復

陰陽の世界観で、陰が極まって陽にかえることを言います。

世の中の森羅万象が陰陽に属しています。

四季のうち春夏が陽の季節、秋冬が陰の季節ですね。

冬から春への移り変わりは陰から陽へのダイナミックな転換となるんです。

冬の終わりは春、一陽が生じるポイントとなりますよ。
春の芽生え、です。

というわけで、冬が去って、春が来る、という意味になりますよ。

実際には一番寒いのは1月や2月なんですけどね。

真冬に入ったところで春の予兆は何もない!! と感じるのですが、実感はなくても陰陽の転換点としてお祝いするのが古くからの習わしです。

古代の人たちは現代よりもずっと厳しかった冬が終わって春が訪れるのを待ちこがれたはずです。

そんな思いを想像しながら冬至を過ごしていきたいです。

 

冬になると着るものも分厚くなり、たくさん着こんで重くなります。
その重みが両肩にずっしりとのしかかりますよね。

重たいオーバーやコートよりも軽いダウンが人気なのもわかります。

それでも風の冷たさのせいで身体は縮こまってしまいます。
緊張して、首や肩をすくめて背中を丸めて歩いていませんか?

この季節はその姿勢が原因の肩こりが増えるんです。

首も肩もバリバリになってしまい、動かすとさらに痛みが走るようになり、もっと固まってしまう、という悪循環に。

そうなる前に、しっかりと対策、予防をしていきたいですね。

長時間のデスクワークやスマホのせいで猫背の方が多いです。

すでにもう肩こりがひどいという方は、ここでさらなる悪循環を止めなければいけません。

1時間に1度は首、肩、腕をよく回し、筋肉の緊張をほくし、関節を緩めていきましょう。

気分転換も兼ねて、こまめに立って休憩&ストレッチの時間を作るようにしてください。

 

そして普段からも身体が固まらないように気を付けてくださいね。

首、肩、背中、脇腹、腕、腰など、こまめに動かしていきましょう!

寒くても両手をポケットに入れずに腕を振って、なるべく胸をはって、姿勢正しく立って歩くように努めましょうね。

背中をまるめて猫背になった姿勢は胸や上腹部を圧迫して内臓の働きを阻害してしまいます。

呼吸が浅くなったり、消化活動が滞ったりしてしまうのです。

呼吸の浅さはなかなか気づきにくいかもしれません。

でも思い切り胸を拡げるようにして深呼吸してみると違いがわかると思いますよ。

身体のすみずみまで酸素を送りましょう!

胃の調子もなんとなく悪くて胃薬や整腸剤を飲んでごまかしていませんか?

原因は食べ過ぎ以外にも悪い姿勢ということも考えられますよ。

胃薬では根本的な原因を解決できませんから。

そして、胃腸のダメージは肩こりにもつながるのです。

消化力が衰え、胃が疲れて弱ってくると背中や肩の筋肉がバリバリに凝ってきます。

冬の肩こりは寒いだけじゃありません。

防寒重装備の重みと寒さのせいで姿勢が悪くなるのと、さらにご馳走シーズンで暴飲暴食が重なって悪化します。

予防するには、姿勢を正しくしてストレッチなどをしっかりすること、そして食べ過ぎ飲みすぎを控えること、ですね。

とはいえ年に一度のお正月なので、多少の暴飲暴食不摂生もあって当然です。

日ごろの養生はたまの不摂生に負けないためです。

これから始まるホリデーシーズンに向けて、胃腸の調子を整えるのは共通の課題ですよ!

無理せず、元気に年越しするために、胃腸を大切にしてくださいね~(^^)/

 

 

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