身体のクセ、知ってますか?

いつも同じ側でカバンを持っていませんか?

最初の一歩を踏みだすときに常に同じ足からとか。
立っているとき、いつも同じ足に重心を置いているとか。
足を組むとき、いつも同じ足が上になっているとか。

寝るときは、必ず右側を下に、あるいは左側を下に横向きで寝るとか。

意識せずに、いつもの習慣になってしまっているかもしれませんね。

 

そんな癖って、みんなあります。
身体が覚えていて自然に身体が動くのが癖ですし。

若いうちは、それこそ気づかないのですが、加齢とともにその癖が少しずつ身体に刻まれ、身体に影響が出てくることがあります。
身体が傾いたり、ゆがんだり、サイズの大きさに差が出ることがあるんですよね。
手足のサイズだけでなく、筋肉の発達具合も変わってきます。

もちろん、身体が完全に左右対称の人間なんていないんです。
右半身と左半身で、ゆがみや大きさの違いなどアンバランスがあるのが当然です。

人間の身体というのはよくできたもので、そうしたゆがみがあっても、ちゃんとそれなりにバランスを取って機能してくれてます。

時には癖は強みにもなりますし(スポーツ選手がよい例です)、決して悪いことではないんですよね。

ただし、ゆがみやアンバランスが強くなって痛みや不都合が生じてくると、ちょっと困ります。
とくに年を取ってくるとキツくなってきますね。

 

同じ腕や足ばかりをよく使っていると、骨格だけでなく、筋肉のつき方も変化してきます
使いすぎで痛みが出てきて、それをかばって別なところに負担がかかり、そっちに不具合が出てくることもあります。
同じ側ばかり鍛えられてしまい、反対側が弱ってきて痛みが出てくることもありますよ。
そして不調が飛び火してどんどん拡がっていく可能性があるのです。

 

高齢になると腰や膝、肩など、関節に問題が出てくることが多いのですが、できたらそんなトラブルを最小限に食い止めたいものです。

そのためにできることは?

まず、なるべく早めにご自分の身体の癖を把握しましょう!

次に、ご自身でできる対処法として、できるだけバランスを取るように心がけてみましょう!

つまり、いつも右肩にカバンを提げているなら、あえて左側でも持ってみましょう。
交互に持つようにしてくださいね。

いつも右足から踏みだす方は、意識的に左足から。
階段などは意識しやすいので、ちょうどいいですよ。

そういえばいつも右足に重心を置いて立ってるわという方は、意識的に左足に体重をシフトしてみましょう。
最初は違和感を感じますが、気づいたら交代する練習を。

足を組むときは、左右交代で。
本来は組まないのが一番なんですが、組むなら左右均等がいいですよ。

 

そうやって意識することでバランスがよくなってきますから、将来の偏りやゆがみを予防することもできますよ。

絶対均等に、というわけではありません。
そんなに神経質になっても疲れますからね!

ちょっとずつ気づいたらバランス、バランス!!

ご自身の癖がわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。
お身体に注意を向けて、力の入り具合や、普段どんな動き方をしているのかを意識してみましょう。

 

左右だけでなく、座り方や立ち方で前後の傾き加減が癖になっている方もいらっしゃいますよ。

デスクワークが中心の方で猫背になりがちな方は、しっかり骨盤を立てて、背骨をまっすぐにするのを心がけるだけで、肩こりや将来の腰痛、内臓疾患なども予防できますから。

身体に目を向けるといろいろ発見することがあるかも?!!

身体の癖や習慣のチェックにお手伝いが必要な方はご相談くださいね。

身体の使い方、動かし方のアドバイスをさせていただきますよ~(^^)/

 

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