冬季うつ、かも?
朝ドラ『ばけばけ』のヘブン先生も松江の寒さにダウンしてしまいましたが、寒さが厳しくなると体調不良になる方は多いです。
冷えと乾燥のせいで風邪やインフルエンザなどの感染症も流行拡大します。
寒がりさんにとっては冬は辛い季節ですよね。
冬の季節は身体にだけ影響するわけではありません。
メンタル面にもダメージを与えることがありますよ!
寒さというより日照時間の関係なんですよね。
秋から冬にかけて日が短くなりますが、日光を浴びる時間が減ることが冬季うつの原因となるそうです。
冬季うつの症状とは?
一般的なうつの症状とは少し違ったところもあります。
*寝ても寝ても眠い
*食欲が増えて体重も増
*疲れがとれずにだるい
*気分のムラがある
エネルギーが低下し、倦怠感が取れませんが、“眠れない・食べれない”の通常のうつ症状とは異なることが多いです。
では、冬季うつつの化学的な原因となる2つの物質を順番に説明していきます。
★メラトニンとは?
メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれる脳内で分泌されるホルモンです。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、メラトニンの分泌が止まります。
14~16時間後に再び分泌が再開して深部体温が下がり、眠気を感じるようになるのです。
日中の覚醒期を経て、夜になると眠くなって休息期に入るという1日の睡眠覚醒サイクルが安定するのはメラトニンの作用のおかげです。
それが脳内のメラトニン分泌に異常が出ると体内時計が乱れるのですね。
メラトニンの分泌は光で調節されているため、夜中に強い光を浴びる(例えばスマホやパソコン画面)と分泌が抑えられてしまい、睡眠リズムが乱れるのです。
寝る前のスマホがよくないと言われるのはこのせいです。
またメラトニン分泌が止まっているはずの日中に多く分泌されると心身の不調を招くといわれています。
そしてメラトニンはセロトニンの働きに関係していますよ!
2.セロトニンとは?
セロトニンは脳内の神経伝達物質で、精神を安定させる働きがあるのです。
幸せホルモンと呼ばれるのは分泌されると脳の興奮を抑え、心身をリラックスさせ、幸せな気分になるからです。
日光、紫外線を浴びると皮膚でビタミンD(VD)が作られるのですが、VDはセロトニンの合成に必要なのです。
冬季の日照時間が短い季節はVDが低下してセロトニンが減りやすいです。
ですからセロトニン低下のせいで不安やうつなどの精神症状が引き起こされるのです。
日光浴をすること以外には、軽い体操や瞑想などでも分泌を促すことできます。
また、多くのセロトニンは腸で合成作られるため、腸内環境をよくすることも大事です。
このように、メラトニンやセロトニンといった物質によって人の体内時計やメンタルに大きく左右されます。
眠気や不安感などの原因となるわけです。
冬季ならではの日照時間の短さが影響するので、寒い時期に限ってうつ症状が出やすくなるのですね。
赤道直下のような暑い国よりも気温の低い高緯度地域で発症率が高いそうです。
また、日本区内でも、太平洋側よりも冬場の曇天が多い日本海側のほうが増える傾向があるそうです。
冬季うつを予防・改善するには?
あてはまる症状が多いなら、まずは医療機関に相談するのが重要です。
放置せずに受診しましょう!
また、冬場に体調不良になりやすい方は予防策を取りましょう。
朝起きたらカーテンを開け、朝日を浴びてください。
出勤途中も、なるべく太陽にあたるようにしましょう。
紫外線はシミや皮膚がんの原因とみなされて敵視されていますが、極端に避けると精神衛生にも悪影響してくるということは無視できません。
東洋医学では太陽光はエネルギーの元なので大きな恵みと捉えています。
敵視せず、エネルギーを上手に受け取っていけるといいですね。
また、夜は照明を落とし、スマホなどを遠ざけ、自然に眠くなるようにしてみましょう。
睡眠の量・質ともに上がって、必ず心身の健やかさに貢献してくれますよ!
冬季うつは季節性ですので、春が来るとよくなります。
それまで睡眠サイクルを整えるなどしてしっかり養生していきましょう(^^)/
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