ゴールデンウィーク明け頃に新入生の学生さんや新入社員がかかりやすいと言われる５月病。

実は４月から始まっているんですよ！
4月病って呼ぶこともありますから。

そして、４月からのフレッシュマンだけでなく、どなたでもなる可能性があるんです。

 

その原因は一言で言うと、ストレスです。

ストレスって言葉は毎日のように耳にしますけど、いったい何なんでしょうね？
･･･“いや”なこと？！

そんなイメージが強いかもしれませんが、不快なことだけでなく嬉しいことも悲しいことも、みんなストレスになるんです。
いつも慣れた日常生活が変化することで“ひずみ”が生じ、それが心と身体に影響するのです。

身近な人を亡くすこと（特に配偶者や子ども）が一番大きなストレスになるのはご存知の通り。
ご自身の病気やケガ、失業、仕事上のトラブル、家庭の問題、人間関係のもつれ、などなどストレスの元は数えきれません。

また、結婚や楽しい休暇、仕事の成功、昇進、家族の祝い事など、喜ばしいことだって毎日あることではないので、ストレスになるんですよ。
宝くじが当たったと知ったとたんに失神する人もあります。

心が大きく動くことで身体だって反応します。
脈拍や血圧が上がるのは想像できると思います。
なんとか通常運転に戻そうと身体はがんばりますので、知らないうちに無理が続いて疲労がたまり、体調が悪くなるのです。

４月からの新生活に慣れようと心も身体もがんばり続けるのですが、最初のうちは気合いで持つものの、負荷はどんどんかかっていきます。

上手に発散しないと身体は拒否反応を示すようになりますよ！！

日本では４月が新年度なので、新入社だけでなく組織改革だったり新システムが導入されたり、人事異動があったり、大きな変化がある時期です。
そんな変化に慣れる（完全な日常になる）までは緊張の毎日ですよね。

緊張の毎日ということは交感神経が優位になりっぱなしということです。
長引けば副交感神経の働きが低下し、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
そのせいで身体は不調に傾いていくのです。

体調悪化を阻止するためには、副交感神経を活発にしてあげなければ！
そのためには・・・呼吸法ですよ！！

自律神経は“自律”だからゆえに意図的にコントロールすることができないものですが、唯一できることは呼吸で刺激することなんです。
“呼吸”の動きに関与する横隔膜のあたりには自律神経が集まっています。
だから“呼吸”で横隔膜を動かすことで自律神経を調整することが可能なんですよ。

深く、大きな呼吸を、ゆっくり繰り返すことで、身体はリラックスすることができます。
頭を空っぽにして、ただ自分の呼吸だけに意識を向けて、深呼吸していくのです。

呼吸法を使って瞑想やヨガをすることでリラックスし、ストレスから心身を解放してあげましょう(^^)/

なかなか緊張が解けない方は、まずは大の字に横になって、手の平をぎゅっと握りしめ、力をこめて全身を緊張させてみましょう。
そして一気に息を吐きだしながら全身を緩めるのです。
いきなり緩めようとするより、そのほうが弛緩しやすいんですよ(^^)

そして、散歩やストレッチ体操、好きな音楽鑑賞、長めの入浴など、自分に合ったリラックス方法を見つけて実践しましょうね。

ストレスはためこまずに、こまめに発散、解消していくのが大事ですよ。
我慢に我慢を重ねると、いつか爆発して、５月病となって起き上がれなくなってしまいますよ～！

我慢は禁物！！

生活が変化してストレスが過重にかかっている方は、まずは深呼吸してくださいね。

そして鍼灸もリラックスにとても役立ちます。
いつでもお役に立てますよ(^^)
どうぞご相談くださいね！

 

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