秋バテもある?

最近よく見かけるようになってきた秋バテ

夏バテの季節違い別バージョン?

今年は長引いた猛暑のせいで秋がなかなか来てくれませんでしたが、やっと到来かと思ったら急に冷たい風が吹いたり北国では早くも雪が降ったり。

急激な変化ですよね。

 

日本は四季のある国です。
最近はメリハリがききすぎですよね。

猛烈な夏と厳しい冬のあいだには、ちゃんと“いい季節”があってほしいです。

春は芽吹きの季節、百花繚乱の、華やかで、心躍る季節。

秋は収穫、スポーツや文化的なアクティビティも楽しんだりできる季節です。

金木犀が香る秋晴れの下、運動会やハイキングなどのイベントが毎週のように続く時期です。

絶好の行楽日和にたくさんの思い出を作りたいものです。

そんな“いい季節”がますます短くなりつつあるのは悲しいことですね。

 

長い猛暑でバテるのは納得ですが、“いい季節”のはずの短い秋になぜバテるのでしょうか?

実は、秋は日によっては“いい季節”を実感できるのですが、波が大きいんですね。

春も三寒四温といって変化が大きいものですが、秋も相当で、今年はとくに秋晴れが長く続きません。

日によって気温が大きく変わり、日中と朝晩との気温差も大きく、そのうえ台風シーズンで気圧も上下しやすいのです。

こうしたお天気の変化が自律神経の乱れの原因となりやすいのです。

よくあるのが身体のだるさや不眠、頭痛や肩こり、メンタル不調など、不定愁訴と呼ばれる自律神経失調症です。

最近、寝ても疲れが取れないなぁ~とか、お腹の調子がおかしいなぁと感じたら要注意ですよ。

季節を問わずに起きやすい不定愁訴ですが、この時期に発生するのが秋バテと呼ばれています。

猛暑の疲れから回復しきれてなくて夏バテをひきずっているのもベースにありますよね。

 

秋バテを予防する、そして改善するにはどうしたらいいでしょうか?

まずは気温差に敏感になって早めに対処することが大事ですね。

こないだの東京のように、ジグザグ天気と言われるほど1日で気温が10℃も変化することがあります。

体感的にも驚いてしまいますが、身体は体温などの調整が間に合わずにピンチです。
自律神経や内分泌系などが乱れてしまうのです。

変化に気づかず服装を間違えてしまった方、大丈夫ですか?

では、乱れないようにするには?!

 

温活開始!!

いつまでも夏気分を引きずってないで、早めに冬物を用意しておきましょう。

ちょっとでも冷える予報が出れは、すぐに対応できるように。

下着、上着(脱ぎ着しやすいものを)、パジャマ、布団、etc.

手袋やレッグウォーマー、マフラーなどの防寒グッズ

シャワーではなくお風呂につかる

温かいスープや鍋物、ホットドリンクなど

ゆたんぽや足もと暖房器具

ちょっと気が早すぎない? と躊躇も我慢もすることなく、急な冷えにいつでも対応できるように準備万端にしておくことが大事ですよ!

アイスクリームやジュースなどはもう厳禁です。
果物も冷えやすいので、要注意ですね。

 

また、規則正しい生活で身体のリズムを整えるのも大切なんです。

秋の夜長とかいって夜更かしせず、なるべく早寝して十分な睡眠を取るようにしてくださいね。

変則的な気候に惑わされず、しっかり養生していきましょう。

ちょうど今は冬の前の土用の期間なんです。

土用は夏のうなぎの日だけではなく、年に4回あるんですよ。

次の季節、つまり今回は冬を迎える準備期間と捉えてくださいね!

この時期を上手に乗り越えると、厳しい冬を健やかに過ごすことができるのですから。

秋バテを引きずったままだと、冬はもっと辛くなります。

秋バテを早めに癒して、元気に冬を迎えましょう(^^)/

 

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