お彼岸から急に涼しくなりましたね。

やっと朝顔も咲きだしました♪

早朝は風が冷たいくらいで驚きです。

日中はまだ気温が上がりますが、カラッとしてるので過ごしやすくなりました。

猛暑のあいだは風があっても蒸し暑い熱風でしたが、ようやく涼やかな秋風に変わりました。

爽やかさを感じるのは空気が乾燥してきたからですね。

真夏は湿度が80％以上もあるものの、秋になると40～60％です。

人が生活しやすい、快適な湿度は約50％だと言われていますので、ちょうどいいくらいなんですね。

秋が爽やかで快適な季節なのも納得ですね。

 

ただ、高温多湿の夏季からゆるやかに秋に移っていけばいいのですが、急激に気温も湿度も落ちると身体が変化についていくのが難しくなります。

お肌も乾燥してカサカサしてきます。

粘膜系は特に乾燥に弱いので、鼻の中がカピカピしたり、ノドがいがらっぽくなったりしますね。

乾燥するとあちこちに痒みが出たり、ひび割れたりすることもありますよ。

乾燥肌の方はそろそろハンドクリームや全身の保湿剤が必要になりますね。

ドライアイの方はこまめに目薬を点眼してくださいね。

 

東洋医学では秋は肺の季節で、肺は適度な乾燥を好みます。
乾ききってもだめで、適当な潤いもほしいですね。

長い夏のあいだ、熱中症予防のために一生懸命水分補給に努めていたおかげで、身体の中はかなり水余り状態のままの方が多いですよ。

不要不急の外出も控えて運動不足にもなってますし、たぷたぷにむくんでしまってませんか？

まずはその余分な水分を追い出したいですね。

水はけをよくするためにも、運動不足を解消するためにも、だいぶ涼しくなった今、身体を動かしていい汗をかきたいものです。

そして利尿作用のあるお茶や食べ物で尿として排出するのも重要ですよ。

 

今、お勧めなのは梨ですね！

むくみ対策にも、のどの痛みや咳にもよいのです。

便秘を改善、お肌を整え、血糖値や高血圧も穏やかにしてくれます。

秋の美容と健康に欠かせない果物なんです！

みずみずしく、爽やかな甘味、独特の食感でお好きな方も多いですよね。

でも食べ過ぎると身体を冷やすので要注意ですよ。

冷蔵庫に入れてキンキンに冷やさなくても大丈夫。

食べる前に冷蔵庫から出して常温に戻ってからいただきましょう。

夜よりも、朝食や昼食のデザートで食べるほうがいいですね。

気温差にやられて風邪をひいたりしてのどが痛い、咳が止まらないという時は梨を切ってレンチンし、ハチミツをかけて食べるといいですよ。

薬膳です。

風邪をひくと必ずのどに来る、という方は予防のためにもぜひやってみてくださいね。

同じようにカリンが有名なんですが、なかなか手に入らないけど梨がお手頃ですからね。

 

のど、気管支を乾燥から守るためにはマスクも効果的です。

猛暑でマスクの習慣が無くなってしまったかもしれませんが、そろそろ復活してもいいかも。

秋の花粉症の季節が始まっていますし、コロナなどの感染症もしぶとく生き残っています。

実際、マスクだけで防げる病気は多いですからね。

これから、やっと巡ってきた良い季節を楽しむためにも、健康は大事です。

朝晩は冷えてきますので、いつまでもシャワーではなく、お風呂でお湯につかりましょうね。

 

気温の変化に敏感になって、服装も秋モードにしていきましょう。

旬の果物や野菜を食べ、適度な運動、マスク着用やうがい・手洗いの励行など、真夏はパスしていた習慣も再開する時期となりました。

いつまでも夏気分でいたら季節に置いていかれますよ！

お彼岸を過ぎれば、気持ちも切り替えていきたいですね。

健やかに、快適な秋を満喫しましょう(^^)/

 

 

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