これからのウィズ・コロナ

今年5月8日から感染法上の分類が5類に移行する新型コロナ
5類というと季節性インフルエンザと同じ類型です。

2類相当だったこれまでと何が変わるのでしょうか?

無くなることが多くなります。

× 緊急事態宣言
× 店舗などに対する営業時間短縮要請
× 感染者への入院勧告
× 感染者・濃厚接触者の外出制限
× 感染者の把握
× 感染者を診療する医療機関への補助
× マスク着用

などなど、これらの措置は撤廃されます。

すでにスポーツやコンサートなどの観客数制限もなくなり、街は賑わいを取り戻してきました。
マスクを取って声援をあげるスポーツ観戦や、一緒に歌って踊れるライブなど、待ちに待ったイベント再開です。

海外の動向を見ていても、日本での措置は遅いくらいに見えました。
ようやく、という感じですよね。

コロナ禍が始まって3年以上が過ぎ、経済的にも精神的にも限界を痛感するようになり、ついに解禁です。

ある意味、これって優先順位の転換、なんですよね。

 

というのも、新型コロナウィルス自体の感染力が5類になったからといって劇的に弱まるわけでもなく、特効薬や治療法が確立されたわけでもないのです。

免疫力の衰えた高齢者や基礎疾患のある人たちのリスクは高いままで、実際に重症化して亡くなるのはそうした条件があてはまる方がほとんどです。

当初は子どもは感染しないと言われていたのに、去年あたりから若年層の感染や重症化も目立ちはじめました。

もちろんワクチン接種の普及で重症化を免れる人がほとんどになりましたが、亡くなる方がいなくなったわけではありません。

そんななかで、社会を動かす中心層が経験を通じてなんとか切り抜ける自信をつけ、生活や経済を優先する方向にシフトすることになったのです。

 

きっとまたウイルスの新しい“株”は出てくるでしょう。
感染の“波”は発生するでしょう。

だったら、どうやって身を守るかは個人の責任になるんです。

正確な感染者数や感染拡大動向がもはや不明になりますので、自己管理していくしかありませんよ!
感染対策には必須だったマスク着用やソーシャルディスタンスも自己判断です。

どうしたら自分自身や、大切な家族、身近な人たちを守れるのか、あらためて考えてみる必要があるでしょう。

感染してもたいしたことにならないと思われている方が多いのですが、そこは警鐘を鳴らしたいと思います。

目立たないとはいえ、実際に感染して後遺症(Long Covid)が残った方の話は聞いたことがありますか?

味覚や嗅覚の異常、脱毛、動悸・息切れや疲労感、ブレインフォグ、なかにはほとんど寝たきりになる方もいらっしゃるんです。
「なぜ自分だけ?」 というやりきれない思いを持ちながら後遺症と闘っている方がけっこう実在するのです。

新型コロナウィルス感染後に症状が改善してもウィルスが体内に残り続け、内側から悪さをすることがあるようです。
水疱瘡のヘルペスウィルスが将来帯状疱疹として現れてくるように、ずっと体内に潜んでいるのですね。

まだこのウィルスは人類にとって未知な部分が多い存在なので、何かの拍子に将来出てくる可能性は否定できません。
おそらく免疫力が衰えた時などがリスクとなるでしょう。

 

どう考えても、やっぱり感染しないのが一番です。
そのために、感染対策として何が必要ですか?

また、感染した方は今後できるだけ免疫力を落とさないように努力されることをおすすめします。
感染自体は仕方がないことですし、誰でも感染するリスクはあります。
これからを考えましょう。

5類に移行し、マスクをはじめ何もかも一気に解除、解禁になろうとしている今、健康という財産を守るためにできることを自ら選択していく時です。

これからのウィズ・コロナは、空気に流されずにいきたいですね(^^)/

 

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