リラックスって難しい?
ストレスが無いという人は珍しいですよね。
ストレスはイヤなことばかりではなく、自分にとってプラスなこと、むしろ喜ばしいことでもストレスになります。
たとえば露天風呂の温泉につかるとか、試験に合格するとか、結婚するとか、ですね。
宝くじに当たって卒倒することもあって、それってまさしくストレスなんですよね。
ストレスがかかると交感神経が優位になって戦闘モードで緊張しますが、ストレスの原因が無くなればすぐに解放され、リラックスモードになります。
動物の原始的な反応の名残りです。
ところが、現代人のストレスはなかなか私たちを解放してくれないんですよね。
猛獣といきなり出くわしたとかと違って、長時間労働や、心配事にがんじがらめになって、ストレスから解放される隙がない。
常に交感神経が勝っている状態なので、リラックスしようがないのです。
心が休まらないので身体はいつも緊張しっぱなし、全身がガチガチに固まります。
この状態が長引けば、きっと身体の内部にも影響が出てくるでしょう。
消化器系やホルモン・内分泌系が真っ先にやられますし、続いてさまざまな臓器に悪影響が出はじめますよ。
ですから、現代人は意図的に、無理やりにでもリラックスするように仕向けないといけないのです。
これが、けっこうみなさん苦手なんですよね…。
「リラックスしてください」
「はい、力を抜いてください」
と呼びかけても力は入りっぱなしです。
そこで、強制的にリラックスする方法を実行していただきたいのです。
毎日必ずリラックスして、リセット、です。
1.深呼吸
横になるのがベストですが、立ってでもできます。
下腹を膨らませるように鼻から息を大きく吸い、一瞬息を止めた後、ゆっくりと時間をかけて口から息を吐きだします。
お腹をしぼませるように吐ききります。
吐ききったら、また大きく吸い込みます。
ゆったりぺースでしばらく続けてください。
息を吸う時にがんばり過ぎない、吐く時はできるだけゆっくり、を守ってくださいね。
息を吐くときに副交感神経が刺激されます。
緊張してるときって、呼吸が浅くなりますよね。
深い呼吸でリラックスモードに入れますから。
夜、寝る前は必ず、日中も思い出したら何度でもやってみてくださいね!
2.過緊張
これも寝付きにくい方におすすめです。
両手両足を少し広げて横になり、一気に全身に力を入れます。
顔から足の裏まで、思いきりギューッと力を入れ、縮ませてしばらく息も止めてキープします。
そして、一気に吐く息とともに全身を緩ませます。
しばらくじんわりと全身のゆるみ具合を観察してください
中心から末端へ、ゆるみが広がっていくのを感じてくださいね。
そしてまた一気に緊張! そしてまた弛緩。
これを何度か繰り返します。
強制的に過緊張させると、その後無理なく自然に弛緩してリラックスできるんですよ。
力を抜く方法がわからない方におすすめします。
3.心包経マッサージ
心包経(しんぽうけい)というのは腕の内側を通る気の通り道(経絡)で、心(臓)と深い関係があります。
緊張すると、この経絡がカチカチに固まってきますよ。
↓ ↓ ↓
ですので、ここ↑をもみほぐしてあげます。
手首から肘に向けて、2本の腱が並んでいますので、その間です。
心がザワザワするとき、ドキドキと動悸を感じるとき、眠れないときはイタ気持ちよいくらいのマッサージをしましょう。
夜中に目が覚めて眠れなくなったときに思い出してくださいね。
とくに手首のラインから指3本分上に上がったところは内関というツボで、ストレスによく効きます。
動悸がして眠れないときに試してみてください(^^)/
他には短時間で効くような即効性のある方法ではありませんが、ぬるいお湯に長めにつかる、ゆったりとヨガや気功、太極拳をする、森林浴、水辺の散歩なども緊張をゆるめてリラックスできます。
時間をつくって実践する価値はありますよ。
なかなか時間が取れないという方は上記の3つを試してくださいね。
夜、就寝前1時間はスマホやパソコン、テレビ画面などから離れ(ブルーライトを遮断します)、照明も暗めに落として、目からの光刺激を減らします。
午後からはカフェインも減らすといいですね。
それでもリラックスするのが苦手な方、鍼灸を試してみませんか?
ガチガチに固まった緊張を解きほぐし、心身の休息を助けます。
身体が緊張していることも気づいていない方、それがあなたの不調の原因です。
自律神経のバランスは陰陽のバランスです。
緊張も必要。でも緊張したらその後に弛緩しないといけないのです。
鍼をすると一瞬緊張して、その後ほぐれていきます。
あなたの緊張をほぐしますよ。
ぜひお試しください(^^)/
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