花粉症対策スタート!

まだ本格的な飛散量ではありませんが、もうスギ花粉が飛びはじめているようです!

敏感な方はすでにキャッチされてますよね。

一週間くらい前から急に来た感じです。

関東ではもうとっくに始まっているようですが、関西はこれからです。

今年はどうなるのでしょうね!?

春は待ち遠しいのですが、花粉とともにやってくるのは勘弁してほしいです。

そもそも花粉症というのは、無害なはずの花粉を異物と認識して抗原抗体反応が起きてさまざまな症状が起きる“免疫反応”です。

本来は身体にとっては良い反応のはずなんですが、過剰すぎてマイナスに働いてしまうわけですね。

花粉症の患者数は全国で約3千万人だそうですよ。
年々増加し続けているようで、日本で一番多いアレルギー疾患です。

花粉症持ちの方の特徴としては、アトピー性皮膚炎、ドライアイ、野菜や果物(スギ花粉症はトマト、ブタクサ花粉症はスイカ、シラカンバ花粉症はリンゴやモモなど)のアレルギーがあり、女性のほうが多い、という研究結果があるそうです。

もっともこの条件に当てはまらない方々、とくに小さいお子さんでも花粉症に苦しめられているのも事実ですね。

 

近年なぜこんなに増加傾向なのかというと、空気中の汚染物質、黄砂、喫煙、乾燥、ストレスなど、それに食生活をはじめとした生活習慣の変化(欧米化)が影響していると指摘されています。

こうした条件は症状を悪化させるということですよ!

上記は最近の医学情報なんですが、東洋医学的には睡眠不足やアルコール、甘いものなども悪化の要因と考えます。

花粉症持ちの方で、なんとか今年は穏便にやりすごしたいという方は、ぜひ生活改善を実践してみてくださいね。

重症になるとQOLに著しい支障をきたすようになります。
注射やレーザー治療もありますので、生活がままならない方は検討してくださいね。

そこまででもなければ、飲み薬、点鼻薬、目薬などで凌いでいる方が多そうです。

とにかく対症療法と予防法(=悪化を防ぐ)の両方をやっていくしかありませんね!

 

対策として・・・

朝起きた時に一気に来る! という方が多いですよね。
できるだけ部屋を暖めてから起床してください。
急に冷たい空気を吸うことで自律神経が刺激されてクシャミや鼻水が出ますよ!

マスク、眼鏡、帽子などを着用しましょう。
衣服はツルツルした素材だと花粉が付着しにくいのでお勧めです。
乗り物や建物、部屋などでは人の出入りが多いドア付近を避けるといいですよ。

食養生で腸内環境を整えましょう。
暴飲暴食は控え、乳酸菌や発酵食品を積極的に摂取してくださいね。
辛いもの、甘いもの、脂っこいものはできるだけ控えましょう!

玄関に入る前に衣服を濡れタオルやウェットシートで軽く押さえると少しは取り除けます。
手で払っても静電気のせいで取り除けませんよ。
室内の掃除も濡れ雑巾で拭き掃除がベスト、あとは空気清浄機を。

肌のケアも大事です。
帰宅したらすぐに手や顔を洗い花粉皮膚炎を予防しましょう。
その後しっかり保湿してバリア機能を回復してください。

睡眠がとても大事なので、入浴直後ではなく、ちょっと時間置いてから。
スマホなどの使用を避け、リラックスしてお休みください。
質のよい睡眠を心がけましょう!

 

寒気がしてくしゃみや鼻水が止まらない! という症状には小青竜湯という漢方薬が効果的です。

鼻が詰まって苦しい熱タイプの花粉症には効きませんので、花粉症には小青竜湯というのは誤りですよ。

鍼灸や漢方などは体質改善が目的なので、頓服のように利用するものではないんです。

時間をかけても安全に花粉症から解放されたいという方はぜひ東洋医学をお試しください。

 

なお、西洋医学では舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)という方法があります。

花粉のエキスを毎日服用して身体を慣らしていくのですが、こちらも時間がかかります。

1年後に効果がわかるという感じですが、試してみる価値はありそうですよ!

 

その前に、禁酒、禁煙、禁スイーツ、これを実践してみてくださいね(^^)/

 

 

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