目も老化するんです!
やっと猛暑から解放され、ホッと一息。
ちょっとずつ“やる気”が戻ってきたでしょうか。
そろそろ動きだしたい気分になりますね!
夏のあいだ、一日一日、暑(熱)さを凌ぐのに精いっぱいでした。
確かに危険な暑さだったので、熱中症予防やクーラー対策などに注力せざるを得ませんでしたよね。
やっと少し余裕も感じられるようになり、季節の代わり目は身体のメンテナンスに力を入れていきたい時期です。
健康診断なども長らくご無沙汰の方は予約を取るところから始めてくださいね!
健康診断といえば、通常の血液検査や胃腸の検査などは定期的に受けておられることと思いますが、目や歯の検診はお忘れではありませんか?
私自身、しばらく後回しにしてきた眼科検診が気になってはいました。
先日、突然目の前にゴミのようなものが現れて、眼鏡に付着したのかと思ったらそうでもなく、眼球を動かすと一緒についてくる大きめの“ゴミのようなもの”に驚きました。
昨日までは無かったので、これは危険と思って眼科を受診したんです。
検査の結果、飛蚊症だと診断を受けましたよ。
そして、飛蚊症は治療法がないので、慣れてください、ということなんです!
実は飛蚊症は昔から自覚していました。
まだ若い頃でしたが、綺麗な青空や白い壁を見ると黒っぽいゴミのような虫のようなものがふわふわと飛んでいて、これがいわゆる飛蚊症だと理解していました。
眼科でも心配いらないと聞いていましたし、気にしないようにするしかありませんので、いつしか慣れていきました。
ところが先日は急に大きな“ゴミのようなもの”の出現だったので、危険な目の疾患を疑いました。
危険な目の疾患というのは、網膜裂孔や網膜剥離です。
放置すると視力を失うことにもなりますので非常に危険なのです。
飛蚊症の原因は、眼球の中の硝子体というゼリー状の透明な物質の中に濁りが生じることで、その影が網膜に映って浮遊物が飛んでいるように見えるのです。
濁りが生じる原因としては、やはり老化現象。
高齢になると硝子体が液状化したり収縮して網膜からはがれていく現象が生じ、こうした変化で飛蚊症が出てくるそうです。
いわば髪の毛が白髪になるのと同様、生理的な変化です。
また、光によるストレスも大きいそうで、紫外線や、スマホ・PCのブルーライトも大きな負担となっているようですよ。
普通の老化現象として硝子体剥離は病気ではありません。
ただ、網膜裂孔や網膜剥離が引き起こすこともあるので、こちらは注意しなければなりません。
それまで飛蚊症があったとしても、突然たくさん数が増えたり、大きいものが見えるようになったりしたら早急に眼科を受診することをお勧めします。
自分では判断できないので、ちゃんと眼科にかかってくださいね!
とくにスマホやお仕事で目を酷使している方、極度の近視がある方はご注意ください。
飛蚊症を東洋医学的にみると、大きく分けると目の症状や疾患は肝の問題です。
歳とともに目のかすみや疲れなど目の老化を自覚することが増えてきますが、飛蚊症も同様です。
目だけを対象とするのではなく身体全体を整えることがまずは大事なのと、目の周辺の緊張をやわらげたり、頭、首、肩などのコリをほぐすことも役立ちます。
目に関わるツボはたくさんあり、目の周りだけではありませんよ。
飛蚊症は気になりだすとますます気になってきます。
それがストレスになり、大きな負担となってしまいます。
まずは全身の疲れや緊張を取り、血流を改善するのがベストだと思います。
【ご自身で予防できること】
普段から目を酷使せず、ちゃんと休息を取ること。
眼鏡、スマホやパソコンはブルーライトカットのフィルム着用を。
屋外ではサングラス着用を。
見え方に急な変化を感じたら眼科を受診すること。
一生お世話になる目の健康を守るため、できることをコツコツと続けていきましょう(^^)/
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