心を落ち着かせるには?

朝から緊急地震速報が鳴り響いたり、歩いていて急に飛び出してきた車にひかれそうになったりしたら心臓がバクバクしてしまいますよね。

日常生活のなかで怖い目に遭うのを避けて通ることは難しいです。

ドキッとしたり、ヒヤリとした時、しばらく動悸が止まらない経験は誰でもあるはずです。

また、ストレスがたまってイライラしたり、夜眠れなくなったりした時も動悸を感じることがあります。

不整脈を感じて胸が苦しくなったりすることはありませんか。

メンタルが心臓に影響することはよくあるんですよ。

激しく運動した時はいざ知らず、精神的な影響で動悸がしたり脈が乱れたりするのは自律神経が関係していることが多いです。

自律神経の乱れで起きる不調はなかなか自分の意志でコントロールすることができないものです。

電車の中で息ができなくなって苦しくなるパニック発作が起きてしまうとたいへんですし。

それまでになんとか心身を落ち着かせたいですよね。

 

自分でできて一番手っ取り早いのは深呼吸です。

いきなり大きく息を吸うのではなく、まずは息を吐きましょう!

過呼吸(過換気症候群)にならないように、息を吐く(呼気)ところから。
ちゃんと呼気ができれば、自然と息は入ってきますよ。

できるだけゆっくり、時間をかけて息を吐きだします。

ただ自分の呼吸にだけ意識を集中するのがコツです。

そうすることで副交感神経が刺激されて身体がリラックスモードに入れます。

日ごろからこまめに腹式呼吸の深呼吸をするよう習慣化すると自律神経が整ってきます。

ストレス過多だったり、更年期の方はぜひ続けてくださいね。

念入りに5分以上するのがお勧めです。

 

もうひとつ、ツボで不安や緊張をやわらげたりリラックスしたりすることもできますよ!

ツボを押してみましょう(^^)/

 

まずはここ、内関(ないかん)というツボから。
内側の手首のしわから指3本分上です。

胸が苦しい、吐き気、乗り物酔いなどにも効果的です。

ストレスでのどが詰まった感じがする症状にはココです!

 

次に労宮(ろうきゅう)
手を握ったときに人差し指~中指があたるところ(押してみたらわかります!)。

心労が溜まった時、心が折れそうな時に。

心身の過労に効くツボです。

 

そして神門(しんもん)
手首内側の小指の下です。

不眠や気が滅入る時に。

動悸にもいいです。

 

百会(ひゃくえ)
頭のほぼてっぺんの真ん中です。

イライラ以外でも万能のツボです。

自律神経→全身に効きます。

 

檀中(だんちゅう)
胸のまんなか、乳首を結んだラインです。

息苦しさや緊張感に。

気分を落ち着けたい時に。

 

どれも不安感やストレス過多、過度の緊張などの緩和に効果を発揮するツボです。

自分の手が届く範囲のツボばかりなので、応急処置に適してますね。

強いショックを受けた時、怖い目に遭った時、いろいろ考えすぎて眠れなくなってしまった時、動悸や息切れが続く時、ぜひ思い出して実践してみてください。

カウンセリングを受けたり、アロマセラピーを受けたりする時間がない時は、セルフメンテするしかありません!

 

こうしたツボを自分で押したりさすったりすることで自律神経を整えて緊張を和らげることができるのです。

東洋医学では心と身体は密接につながっていると考えます。

身体の表面にあるツボを刺激することで心を動かすことができるのです。

そこが東洋医学のいいところ、そして便利なところでもありますね(^^)

 

ただ強く押せばいいわけでもなく、心地よい加減で刺激してくださいね。

イラつくな~、精神的にしんどいな~、という時には、すかさずツボ押しです。

メンタルのセルフケアにお役立てくださいね。

正確な場所を知りたい方は鍼灸師にご相談くださいね(^^)/

ツボ押しだけでなく、鍼やお灸でたっぷりとメンタルケアさせていただきますよ~!

 

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