厳寒期を乗り切ろう!

北日本ではすでに大雪のシーズンに突入していますが、関西では冬至の頃からやっと真冬です。

とくに今年は異例の暖かさが続き、12月に入っても10月並みの気候でしたよね。
突然の寒波襲来に震えます。

気温差が激しく、体調管理が非常に難しいです。

暖冬とのことですが、なんとか1年で一番寒い季節を乗り切らなければ!

 

暖房もなく、衣食住すべてが今とは段違いだった大昔の人たちはどうやって越冬したのでしょうね。

近年の地球温暖化を考えると今よりも気温は低かったはずですし、日本の家屋は基本的に木と紙でできていたはずですし、どうやって真冬の寒さを乗り越えたのか想像できないです。

平均寿命が短かったことからすると厳しい冬に命を落とす人は多かったのかもしれませんよね。

私たちは電気もガスもあり、ダウンのコートや布団もあり、気密性の高い家に住み、かなり恵まれた生活を送ることができています。

確かにもっと温暖な常夏の国に比べたら厳しい気候ですが、寒波襲来というだけで人間がバタバタと死んでしまうような悪条件ではないんですよね。

寒い寒いと文句を言いたくもなりますが、時々昔の人たちの辛さや苦労を思いだして自分の甘さを戒めるんです。

 

とはいえ、身体が冷えても我慢しなきゃというわけではありません。

かつての人間と違って私たちの身体は過保護に慣れてしまってますし、昔はなかった種類のストレスや食べ物の影響も大きいですよね。

当たり前ですが、もう昔には戻れないので、私たちに合った真冬の養生法を模索していかなければ!

現代の私たちに必要な冬の養生法は適切な温活と運動です。

 

1.温活

誤った温活にはご注意ください。

若い女性に多いのですが、オーバーサイズのダウンジャケットを羽織ってイヤーマフも着けているけれども、ホットパンツに素足。
とくに足首が丸出し、みたいな方をよく見かけます。

一番隠して温めてほしいところを冷やしてる!!

大切なツボが集中している足首まわりは冷やさないのが鉄則ですよ。

また、汗をかくくらい温めすぎの方も見ますね。
身体中にカイロ貼りまくっていたり。

それほど温めなくてもいい体質の方もおられるので、そうした方は鬼のように温活しなくてもいいんですよ!

そして、真冬にアイスクリームやアイスドリンクなどは控えたいです。
甘いスイーツやトロピカルフルーツも冷える元です。

お腹の中から冷やして消化力を落としたくないですよね。
免疫力が衰えてしまいますから。

なんでもいつでも手に入るようになった現代だからこその注意点ですよ!

 

2.運動

なんでも便利になって生活のために身体を動かす必要が無くなりました。

狩猟や農耕作業で食べられるものを確保したり、一から調理したりすること。
着るものを作るのも、洗濯するのも、暖を取るため燃料を調達するのも、すべて重労働だったはずです。

今ではほとんど機械がやってくれるので、人間が動く必要がありませんよね。

身体はなまる一方ですし、筋力低下や肥満など生活習慣病も現代人の課題となりました。

とくに冬場は寒いからといって暖かい部屋にこもってテレビやスマホを見てるだけでは運動不足が大問題。

風が冷たくてもランニングやウォーキングをすればポカポカ温まりますし、身体にも絶対よいはずです。

とくに年末年始はご馳走を食べる機会も多く、カロリーオーバーが気になりますよね。

本来は冬は代謝が上がるのでダイエット向きの季節なのに、逆に太ってしまって春が怖いという方も少なくありませんね。
暴飲暴食が元で体調を崩してしまうのは残念です。

カロリーも運動不足も解消して体調維持に努めるのは冬の養生法のルールです。

一冬中じっとしていたら身体は退化してしまいますよ~!
なんとか運動不足を解消して、健康な身体を維持したいものですね。

 

それでも冬至といえば、東洋の世界では一陽来復といって春に向けての第一歩と言われます。

秋冬は陰、春夏は陽
陰の気が極まると陽に転じるのです。

極寒ですが、遠くに春が見えてきました。

昔の人は、ひたすら我慢の毎日のなか、一陽来復に希望を見出したのでしょうね。
この先は春につながっている、と。

それを励みに越冬したのだろうなぁ、なんて想像しています。

厳しい冬は永遠に続くわけではなく、必ず終わりが来て、うららかな春がやってきます。

希望をつないでいかなければいけませんね!

 

当院では鍼灸はもちろん、へそ温灸や足湯で徹底的に温めますよ!

一緒に厳しい真冬を乗り切りましょう(^^)/

 

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