おやつの習慣?
3時のおやつや食後のデザートが毎日の習慣になっていませんか?
美味しいケーキ屋さんや有名なお土産、スーパーやコンビニのお菓子の棚、ホームメイドのスイーツ…
確かに日本のスイーツは超☆美味しいと思います。
頭が痛くなるほど強烈な甘さでもなく、ほんとうによくできているんですよね。
だからといって、毎日甘いものをたくさん食べて砂糖漬けになっても大丈夫なのでしょうか?
「甘いものは別腹」 といいますが、同じ口から入り、同じお腹に入るんですよ。
かつて砂糖は贅沢品で、ハレの日のご馳走でした。
食べるものにも事欠く戦中戦後は干し芋や干し柿が唯一のスイーツみたいなもので。
そんな貧しい苦しい時代を経て、豊かな現代があることを忘れずにいたいです。
けれども、今ではあって当たり前になった甘いもの、リミッターがはずれて食べ過ぎていないでしょうか。
甘味にもいろいろありますが、砂糖を使った食品があまりにも日常的になっているようです。
もちろん甘いものすべて悪ではなく、精製された砂糖の摂りすぎが健康を害するもとになることを思い出してほしいと思います。
砂糖は依存性が高いもののドラッグやタバコ、アルコールのような“危険物”とはみなされず、現代人に浸透しています。
気づかないうちに誰もが砂糖中毒になっている可能性がありますよ!
「大の甘党」 「甘いものがないとやっていけない!」 なんてことになっていませんか?!
疲れたりイライラしたりすると甘いものが「欲しくて欲しくて」たまらなくなりませんか?
そうなるともう糖質依存症ですよ!
アルコール依存症みたいな表向きな罪悪感やうしろめたさはないので気づきにくいのですが、多くの方がすでにもう砂糖中毒になっているのです。
東洋医学的にも、とてもストレスがかかって気づまりすると緊張を和らげるために甘味を欲するとされています。
たしかに甘いものを食べるとホッとしたり気分が和らぐんですよね。
その効果を身体が知っている感じがします。
実際は血糖値が下がっているときに甘いものを食べると、一気に血糖値が上がってドーパミン(脳内麻薬)が分泌されることから快感、幸福感を感じるようになっているんですよね。
ハイになるんです。
とくに白砂糖は急激に血糖値を上げる働きがありますし。
その強烈な快感を味わいたいためにまた砂糖が欲しくなるんです。
砂糖は他の依存症の原因(ドラッグやアルコールなど)よりも簡単に手に入るものですし。
ドリンクやお菓子全般、なんでもすぐ手が届きますよね。
ただし、幸福感を感じてもすぐに膵臓からインシュリンが放出され、一気に低血糖になってしまい、また糖分を欲するようになるのです。
だからさらに甘いものを摂取してしまうという悪循環にはまっていきます。
というわけで、知らないうちに砂糖中毒になってしまっているんですよ。
そこが依存症の恐ろしいところ、「やめられない止まらない!」 です。
糖質依存症の怖いところは、繰り返される高血糖と低血糖で膵臓が弱ってしまうこと、そして血管もボロボロになってしまうところなんです。
最初は眠気やだるさを感じるくらいですが、だんだんとお肌が老化し、むくみが出て疲労感が取れなくなります。
そしてうつ病や糖尿病などの深刻な病気につながっていきます。
身体中で炎症を起こしやすくなりますので、慢性的な膝痛や腰痛を抱えている方、しつこい湿疹に悩まされている方、長年の糖質依存も原因の一つになっているかもしれませんよ。
そんな怖い糖質依存症、砂糖中毒なのに、気づかないうちにすでに陥っている人がものすごく多いです。
毎日甘いオヤツや菓子パンを食べている方、甘いジュースやドリンクを日常的に飲んでいる方、どうか自覚してくださいね!
怖い糖質依存症から抜け出すには、とにかく1週間は砂糖抜きをすることです。
これ、かなりキツイですよ!
完全に除去することは難しいのですが、とにかくオヤツやデザートはやめてみること。
低血糖で空腹感が強くてどうしても食べたい時はナッツやチーズをつまむのがおすすめです。
砂糖を使ってない焼き芋やむき栗なども、誘惑に負けそうになった時のピンチヒッターにしましょう。
もちろん、一生砂糖を諦めろと言っているわけではありませんよ!
たまのチートデーやがんばった自分へのご褒美は暮らしの潤いです。
友人との楽しいひと時や親せきの集まりなども、社会生活を送っていくためには必要不可欠です。
甘いものはそんな機会のための“特別”な位置づけに留めておきましょう。
今度からは、甘いものは厳選して、ハレの、とっておきのご馳走としていただくようにしてみませんか。
そのほうが価値が上がって美味しさも倍増する気がしますね(^^)
自分の身体を守るために、糖質依存症から抜けだしましょう!
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