春の体調不良を乗り越えよう!
3月ともなると梅も満開、そろそろ桜の開花予想も気になりだしますね。
お花見の計画も始めたいですし(^^)
自然界の動きが急に活発になってきますので、人間もなんとなくソワソワしてきます。
そして同時に「眠い!」 と訴える方も増えますよね。
ボーっとしたり落ち着かない気分になったり、春は心身が乱れやすい季節です。
お天気が不安定になり気温の上下も激しく、気圧の変動に身体がついていけない感じがします。
四季のある国では冬から春への移り変わりはとても激しいものです。
(常夏の国とは違い…)
とくに日本では2月頃が1年で一番寒い時期とされ、ひと月で雪解けから一気に花が咲くのですから急展開です。
冬のあいだに葉を落として枯れ木のようになっていた樹木は土の下で根をはり、しっかり栄養をためこみ、そして春先の雨でたっぷりと水分を吸収し、時が来たら一気に爆発するのです。
芽吹きですね。
ものすごいエネルギーなんですよね。
それが春です。
そんな時期だからこそ、人間も影響を受けるのは当然なんですよ!
冬将軍の揺れ戻しもありますし、最近では2月なのに4月並みの天候で夏日まで記録されるありさま。
そりゃ落差がキツイですよね!
この爆発的ともいえるエネルギーの正体は“春の気”です。
強力な“春の気”に人間も翻弄されて調子を崩しがちになるのも当然なんです。
めまいや頭痛も起きやすく、睡眠障害も多くなります。
また、木の芽時だからとよく言われる通り、湿疹や身体の痒みなども増えます。
冬のあいだにため込んでいた毒素が噴き出てくるんですよね。
毒はもちろん排出したほうがいいので、無理に止めないほうがよかったりもするんですよ。
むしろ山菜やたけのこなどを食べて排出を促したほうがよいとされています。
旬のものを食べるのはやはり意味があってのことで、季節の食養生は侮れません。
“春の気”に逆らわず、上手に波に乗っていけるとよいはずなんですが、近年は地球規模で気候が乱れがちですよね。
地球温暖化の影響も大きく、昔ながらの常識的な季節の養生が効果薄になってきているんです。
困ったことですよね!!
本来ですと、冬は冬らしく冷え切って、春になったら温暖になるはずが、気持ちが悪いほどの暖冬だったりするので、さまざまなところで支障が出てきてしまいます。
以前より身体の調節がうまくいかないのも仕方がないのかなと思っていますよ。
地球規模の気候変動に対してすぐにどうこうできるわけではありませんし、せめて私たちができることを考えていかないといけませんね。
人間に備わる力のなかで、急激な変化をやわらげる働きをするのは脾胃の力なんです。
すなわち胃腸、消化吸収や代謝の力です。
ですので、地球温暖化で一段と乱れがちになった“春の気”に負けないようにするには、胃腸の力を弱らせないことが重要なんです。
せめてもの抵抗ですよ!
胃腸がしっかり働いてくれるとしっかり栄養を摂り入れて身体をつくることができ、免疫力も強く保つことが可能ですからね。
コロナ禍で私たちが学んだことの一つは、最終的には免疫の力がモノを言うということでしたよね。
もし暴飲暴食したり、夜更かししたり、ストレスで胃がキリキリ痛むなんて状態だったら胃腸の働きはダメージを受けて当然で、結果として胃腸が弱ってしまい、さらに“春の気”に負けることになるのです。
それはなんとしてもくい止めたい!!
ですよね!?
なので、とにかく胃腸を守ってくださいね。
自信がない方はご相談ください。
胃腸の力の立て直し、お腹の健康を維持するためにも鍼灸はとても役立ちます。
春なのに体調がすぐれず、お困りの方、お力になりますよ~(^^)/
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