寒暖差アレルギー?!

三寒四温の季節となりました。

本格的な春の訪れかと思ったら急に冬に逆戻りしたり。

1日~数日の周期でお天気が変わります。

もうスプリングコートでよい日もあるかと思えば、またダウンが必要な日も。

1日のなかでも朝と日中の気温差は激しいです。

仕事に出かけるときは厚着していても、日中はシャツだけでもOKだったりしますよね。

また、屋内は暖房ガンガンで外気温との差が大きいのもあります。

 

こうした“温度差”が7℃を超えるときに出てきやすいのが“寒暖差アレルギー”です。

正式には【血管運動性鼻炎】といって、正確にいうとアレルギーではなく、急激な温度差による自律神経の乱れで起こる症状です。

鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目や肌の痒み、咳などの花粉症やアレルギー性鼻炎と同様の症状が出ます。

多少の温度差だと自律神経の働きで血管を収縮したり拡張したりして調節できるのですが、7℃以上の温度差だと自律神経の働きが追い付かず、鼻粘膜の血管が拡張してアレルギー様の症状を引き起こしてしまいます。

個人差があるので、少しの温度差でも出る方も、かなり激しい温度差でも平気な人も、いろいろではあります。
そのへんが自律神経の不思議なところ、人の体質の不思議なところです。

鼻炎のような症状以外にも、寒暖差疲労、倦怠感、首・肩のこり、頭痛なども出ることがありますよ。

春・秋など季節の変わり目で不安定な(今のような)時期や、暖房・冷房で室内外の温度差が大きい夏・冬に起きやすくなりますね。

つまり、一年中なので、心当たりがある方は日ごろから予防対策をすることが大事です。

 

【寒暖差アレルギーの予防】

1.温度差をなるべく小さく

衣類やスカーフなどで調節しやすい服装を心がけましょう。
前開きの薄い衣服を重ね着すると外出先でもでも着脱しやすいです。

○ート○ックなどは熱くなりすぎてしまったり、タートルは脱ぎにくかったりするので、コットンの前ボタンシャツを何枚か重ねるのがおすすめです。

1枚でも重たいボリューミーなセーターなども微妙な調節がしにくいので避けたほうが無難ですよ。

そして首周り、足首・手首をガードしましょう。

天気予報をチェックして、気温の変化の情報を前もって把握しておくことも大事ですね。

マスクをしていると冷たい空気を吸い込むまずにすむのでお勧めです。
感染症対策にもなりますし、花粉をはじめ、鼻炎症状全般に効果的ですよ。

 

2.規則正しい生活を

自律神経を整えるためには、夜更かしや朝寝坊は厳禁です。

とくに質のよい十分な睡眠を取ることを重視してくださいね。

体調を維持するためには睡眠が非常に重要なんです。

決まった時間に早起きして、できるだけ食事や入浴も一定の時間にするようにしましょう。

身体の中から乱れを正し、体内環境を整えていくのです。

 

3.ヘルシーな食生活を

暴飲暴食や刺激物は体調悪化の原因となります。

花粉症などのアレルギー症状を悪化させるアルコールやスイーツ、激辛などを控えてみましょう。
もちろんジャンクフードは厳禁ですよ!

免疫強化に役立つ発酵食品を積極的に摂るといいですね。

 

アレルギー対策は、基本的に身体の免疫系統を整えることが重要なのです。

自律神経や内分泌系が乱れないよう、できることを実践していきましょう(^^)/

ストレスのせいでも自律神経は乱れてしまいますので、こまめにストレス発散も大事です。

多忙で余裕のない生活だと体調管理には不利になります。

自然界や環境の多少の変化をやり過ごせるくらいの“ゆとり”を身に着けたいですね。

東洋医学で調子を整えたい方はご相談くださいね!

 

 

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