呼吸できてますか?

日本の夏は気温が高いだけでなく、湿度もかなり高いのが不快指数をつり上げていますよね。

じっとりとまとわりつく湿気!

今年はとくに厳しい猛暑でしたし、よくぞ乗り越えたと自分をねぎらいたいです。

そしてようやく長い夏が終わったかと思ったら、いきなり秋に突入しました。
一気に気温が下がり、冷たい風も吹きだしましたよ。

湿度も急に下がったのがわかります。
風がカラッと爽やかですよね!

カラッとしてるということは空気が乾燥しているのです。

この急激な乾燥が肺にダメージを与えてしまいます。

 

東洋医学では秋は肺の季節なのです。
肺が元気でしっかり働いてくれなければ、この季節を健やかに過ごすことができませんよ!

そのためにも、乾燥(燥邪と言います)から肺を守ることが大事です。
じっとりウェットなのもだめなんですが、乾燥しすぎてはもっと悪い!!

五臓でいうところの「肺」には鼻や気管支、それに大腸などの働きも含まれます。
それで、秋は肺をやられると風邪をひき、下痢を起こしやすいということなんですね。

肺が健康でなければ息も整いません。
ちゃんと空気を取り入れて身体の隅々まで酸素を送らなければ全身が言うことを聞いてくれませんよね。

新型コロナウィルス感染症でも肺がやられて命に係わるほど重症化しました。

呼吸は全身の働きに関わるのです。

というわけで、秋は呼吸を整えることで全身を整えていきましょう(^^)/

 

呼吸が乱れる大きな原因となっているのはストレスなんです。

ストレスがかかってイライラしたり思い悩んだりしている時って、とても浅い呼吸になっています。
極度に緊張すると息をすることさえ忘れてしまうことだってありますよね。

これは身体が戦闘態勢に入って交感神経が優勢になっている証拠です。
心拍数が上がり、血圧も上昇しますよ。

それは自然な生理的反応なんですが、普通は“身の危険”が去れば副交感神経優位に切り替わってリラックスできるものです。
心拍数も血圧も自然に下がります。

ところが、長期間ストレスにさらされ続けていると、ずっと交感神経優位のままになってしまいます。
息も吸えるけど吐けない状態になってしまうんです。

そんな時こそバランスを取るために、深呼吸です。
強制的に大きく息を吐きましょう。

身体は、吐き(呼気)きったら自然に空気は入ってくる(吸気)ようになっているのです。
呼気が先、というのが深呼吸ですよ!

 

呼吸法はスポーツや武術でもさまざまな形で取り入れられています。
アスリートの普段の健康増進法でもあり、試合前のリラックスと集中、試合中のパフォーマンス向上などに役立つとされていますから。

そしてヨガのもともとの目的は悟りを開くことだったのですが、そのためにも呼吸法は欠かせないということです。
ヨガだけでなく、ピラティス、気功や太極拳、はたまた座禅など、ご自身で試してみて相性のよい呼吸法を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

本格的に指導を受けなくても、セルフケアの一環として深呼吸を意識的にしてみるだけでもいいんですよ!

ポイントは呼気に重点を置くことです。

なが~~く、ゆ~~っくり、息を吐くように心がけてみましょう。
肺の隅っこに残った空気も追い出すようなイメージで、じっくり。

吐ききったら、ゆるやかに吸いましょう。
肩をいからせるくらいがんばらないでくださいね。

そして、吸気の倍の時間をかけて、ゆっくり吐きだしていきますよ。
その繰り返しです。

続けていくと、緊張で余分な力が入っていたのが抜け、リラックスモードに入れます。
最初は5回とか10回とか数えて、1日に何度かやってみてくださいね。
慣れてきたら1分とか2分とか、適当に長くしていきます。
寝る前に横になってやると気持ちよく入眠できますよ!

深呼吸することで身体の隅々まで酸素が行き渡りますし、気血のめぐりがよくなってポカポカしてきます。

肺も、肺を動かす筋肉(呼吸筋:横隔膜や肋間筋)も大きく動かすことでストレッチ効果や筋力強化も期待できます。
そうするとさらに呼吸が楽にできるようになりますから!

わざわざ習いにいかなくてもできるカンタン呼吸法です。

秋ならではの養生法としても、ストレスを抱えていらっしゃる方のリラックス法としても、睡眠改善のためにも、ぜひ実践してみてくださいね(^^)/

呼吸で健康に!

 

 

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