何を食べる/食べないのが正解? 《2》

健康は財産なので、健康維持のためにはヘルシーな食生活を心がけたい、と考える人は多いはずですよね?

他にも健康増進の秘訣はあると思いますが、暴飲暴食を続けると健康を損なうのは常識ですから。

どんなに忙しい人でも、1日2回か3回は食事を摂るはずです。
毎日のことですし、ないがしろにするより少しでも身体によいものを取り入れていきたいものです。

そう願わない人はいませんので、「健康的な食生活」「ヘルシーダイエット」などのノウハウが巷にあふれています。

健康志向の人ほど敏感に情報をキャッチしているかと思います。
なかには、よいと言われることを片っ端から試してみる方もおられるでしょう。

そして、「〇〇はよかった、△△はダメだった」  という情報を評価とともに人にシェアされますよね?

でもそれって、自分にとって〇〇は合うのでよかったけど、△△は合わなくてよくなかった ということに過ぎないんですよね。

何が言いたいかというと、「〇〇はよかった、△△はダメだった」 という情報を見かけてもすぐ鵜呑みにしないほうがいいということなんです。

必要な情報は、自分にとって、〇〇はよいけど、△△はダメ」 という事実なんですよね。

 

東洋医学薬膳の世界では、それぞれの体質を重視します。
「この体質なら、〇〇はよいけど、△△はダメ」、というのが正しい食養生なんです。

ある人にとって薬となるものでも、別の人には毒になる可能性もありますよ。
そこ、十分に注意してくださいね!!

一般的に良いと言われるものでも、アレルギーはもちろんのこと、食べてみて具合が悪い、調子が悪くなるのであれば避けるようにしていただくほうがいいです。

食べてみたけれど何も変わらない、という場合は、適か不適かは未知なのでしばらく続けてみて様子をみましょうということになりますが、残念ながら続けても何の影響も出ない、というケースもあり得ます。

なので片っ端から挑戦するより、やっぱり最初から体質に合った食養生を選択するほうが時間も労力もロスが少ないと思いますよ!

 

それでは3大栄養素の2つ目に入ります。
最近の食習慣ではこれが問題になりがちなんですよね。

2.脂質

現代日本の食事事情でこれが一番問題になってきています。
上記の通り、肉の消費量が増えたことで脂質の摂取量が相当増えました。

ステーキや焼き肉、背油たっぷりのラーメンなど、お好きな方は相当量のアブラを日常的に摂っていますよ。
血液ドロドロのモトなんですよね。

アブラはダイエットの敵だと思われていますが、エネルギー源としてだけでなく、細胞膜だったりホルモンだったりの原料にもなるので、完全に油抜きをするのは危険です。

すべて排除するのではなく、摂るべき油は積極的に摂取してくださいね。

それは、とくにオメガ3脂肪酸を含む油です。
免疫機能や自律神経にも関わる重要な脂肪酸で、体内で作ることができない必須脂肪酸なんですよ。
心疾患のリスクを下げ、睡眠の質向上、目・毛髪・皮膚の機能向上にも役立つそうです。

代表的なのが青魚の脂、えごま油、アマニ油などですね。

もっと魚を食べないといけない理由はこれですよね!
とくに青魚、サバやイワシなどのメニューを増やしたいです。

そして、悪玉コレステロールを下げたり美肌効果が高い米油、ココナツオイル、オリーブオイルなども普段から利用するようにしましょう!

 

いっぽう、みんな大好き鶏のから揚げや、トンカツ、コロッケなどの揚げ油はなるべく控えたい種類の油です。
とくに市販品だと油が酸化している可能性が高いため避けたいのです。
牛脂やラード、バターなども減らしていきたいアブラですよ。

そしてマーガリンやショートニングに代表されるトランス脂肪酸は、できるだけ摂取しないほうがいい油です。
菓子パンやお菓子など、油を使った市販の食品、ジャンクフードなどに多く使われている油です。

 

アブラ=不健康ではありません。
身体によいアブラと悪いアブラを見分けて、上手に取り入れていけば健康的な食養生になります。

現代人はアブラの摂りすぎと警告されていますが、健康に役立つアブラを選んでくださいね!

 

それでは、次は三大栄養素の3つ目、炭水化物です。
みんな大好きな糖質ですね。
お楽しみに!

 

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