夏バテしないために!

今年は暑くなるのが早かったので、長い長い夏となっています。
命の危険さえある猛暑となり、毎日熱中症との闘いです。

新型コロナウィルス感染症もまた波が来ましたし、いろんな対策を余儀なくされていますね。

コロナ禍のステイホームから、熱中症予防のためにできるだけ屋内で過ごすことが増えたこともあり、けっこう“運動不足”が進んでいいます。

動かないのに水分補給ばかりしていては身体の中に水が余り、むくみやだるさなど、さまざまな症状の原因になります。
筋力も落ちてしまいますし、心肺機能もすっかり弱ってしまったかもしれませんね。

これでは涼しい季節になって急に動きだそうとしても、体力がついてこないかもしれません。
その前に夏バテで動けなくなる可能性もありますよ!

夏バテというのは暑さや湿気に身体がついていけなくて、疲れやだるさ、食欲不振などを感じるようになる体調不良の一種です。
ひどくなると身体を縦にできないほど弱ってしまいます。

特効薬もありませんので、予防をしていくか、早めに気づいて対処していくしかありませんよ!

 

夏バテの大きな原因の一つに胃腸の弱りがあります。

暑いからといって冷たいものばかり飲んだり食べたり、逆に暴飲暴食したり、といった生活で消化力が落ちた時がピンチなんです。

そんな時に睡眠不足や、クーラーで冷えきったり、逆に熱中症になりかけたり、といった条件が重なると自律神経が乱れ、身体が言うことをきかなくなります
疲労感(倦怠感)、頭痛、食欲減退などが起こり、動けなくなってしまいます!
いわゆる夏バテですね!

 

夏バテを予防するには、まずは胃腸を労わることが大事です。

スタミナをつけるという理由で外食などでご馳走を食べるのもほどぼどにしたほうがいいですね。
もちろん暴飲暴食は胃腸を疲れさせます。

また、暑いので料理するのが面倒ということで、そうめんやパンなど簡単なものばかりでも栄養が足りなくなります。
火を使うのを避けて生野菜サラダばかりでも冷えてしまいます。

栄養バランスを考えて、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルを摂取できるように気を付けたいですし、決して食べ過ぎないようにもしたいですね。

疲れたなぁ~という時はビタミンBが効果的なので、豚肉がおすすめです。
さっぱりと冷しゃぶにして、野菜も一緒に食べるのがいいですよ!

 

そして、胃腸の働きを助けるためにセルフお灸をしてみましょう!

一番おすすめは 中かん !!

お腹のちょうど真ん中、みぞおちとへその中間のところです。
へそから4寸ということになっているんですが、体によって変わるので、何センチ、ということは言えないんですよね。
だいたいおへその上に自分の手を置いて、指の幅4本分くらいです。

このツボはとっても優秀で、いろんな目的で使われます。
ここではやっぱり胃腸を助ける、強めるためにお灸をしたいです。

ただ、セルフお灸をするのはちょっと難しいかもしれません。
横にならないといけませんから。
ちゃんと見てないと服を焼いてしまいかねないので、ご注意くださいね!

お灸の準備をしてから仰向けに寝て、服を十分に上に上げて、手を当ててツボの位置を確かめて印をつけます。
そして、お灸に火をつけてツボに乗せます。

ゆっくり熱くなるのを待って味わいましょう(^^)

でも熱くなり過ぎたら我慢せずに、やけどしないように取りさってくださいね。
慌てないよう、最初から横に灰皿か何かを置いてから始めてください。

じんわり効いてくると胃があたたまり、活性化してきますよ。
胃が元気になると全身に効果が拡がりますからね!

消化力を守り、夏バテを予防しましょう。

 

すでに夏バテぎみの方も、胃腸の弱りを回復させるのがポイントになりますよ。
ツボにこだわらず、お腹全体を湯たんぽなどで温めるのもおすすめです。

また、夏休みのせいで夜更かしの習慣がついている方も、そろそろ元の生活リズムを取り戻しましょうね。
お昼寝するなら15分から20分までにしておきましょう。

早寝するのは何時でもOKですからね(^^)/

しっかり体調管理して、夏バテ知らずでいきましょう!

 

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