短い秋にやるべきこと

日本は四季のある温暖な気候だったはずですが、将来は春と秋が無くなって二季になる可能性があるそうです。

快適な季節が無くなるなんて悲しい限りです!
こればかりは現実にならないでほしいと願うばかりですよね。

今でも春と秋が圧縮されてきて、長引く猛暑で過酷な気候になってきていますから。

 

東洋医学ではそれぞれの季節ごとに、その季節の“気”が存在すると考えています。
それぞれの季節の気が順番に強まり、自然環境も、すべての生き物、もちろん人間も影響を受けているのです。

季節の“気”に逆らうことはタブーで、動植物は決してそんなことはしないのです。
でも、なぜか人間は逆らってしまうのですよね・・・。

わざと逆らうというより、日々の生活が忙しくて季節の移ろいに気づいてない人が多いですよね!?
夏と秋の気が入り混じっている今の時期も、人間はずっと夏のままのつもりで生活しています。

1年のなかで春夏は陽、秋冬は陰ですので、夏から秋への移り変わりは陰陽の大きな転換期なんです。
軽く見ているとたいへんですよ~!

陰の気が強まっていく秋は真夏のように思い切りエネルギーを放出するのではなく、だんだんと静かに穏やかに過ごしていきたいです。

秋は乾燥の季節なので、乾燥しすぎないよう適度に潤いを保つのが大事なんですが、ビッショリ湿気ているのもだめなんです。
台風シーズンなので、台風が南の熱い湿った空気を運んできますから、なるべく水はけはよくしていかないといけませんね。

お部屋も除湿を心がけ、夏からずっと余分な水分が溜まったままの方は、身体の湿気も早めに排出しておきましょう。
まだ残暑も厳しいので熱中症対策しながら、軽い運動で汗をかくのが一番ですよ!

朝晩の涼しい時間帯にウォーキングやスロージョギングがおすすめですね。

 

秋に気を付けないといけない病は肺や皮膚のトラブルなんです。
呼吸器疾患には要注意なので、まだ波がおさまらない新型コロナウィルス感染症についても予防を心がけてくださいね。

人が密集する空間(職場や電車内、お店の中など)ではマスクの着用、うがいや手洗いの励行を習慣づけてくださいね。

コロナ禍ではマスクなどの予防策のおかげでインフルエンザだって抑えられていたのですから。

コロナが5類化しても、ウィルスが無くなったわけではありませんからね~!

感染症は気管支や肺を守るところからスタートですよ!!

そして、乾燥のせいでお肌が痒い、カサカサしだすといったトラブルも目立ってきます。

乾燥肌の方やぜひ保湿を始めてくださいね!

 

そして食養生もお忘れなく。

昔から秋は白いものを食べるとよいとされてきました。
白いものといえば...

大根

白菜&白ねぎ

きのこ類も白いものが多いですね。えのきやホワイトマッシュルームなど。

こうした食材を積極的に取り入れて胃腸を整え、夏の疲れを早く癒し、冬の寒さに備えていきたいです。
やっと過ごしやすくていい季節が来たかと浮かれて“食欲の秋”を満喫しすぎると、胃腸の力を損なう恐れもありますし、ほどほどに楽しんでくださいね(^^)/

夏のあいだ控えていた(できずにいた)活動や予定も目白押しかと思いますが、あまり飛ばさずに、ゆったりペースでいきましょう。

“スポーツの秋”とはいえ、夜中に試合の観戦で睡眠時間を削られるのは不健康ですよ~。

“読書の秋”で夜更かしもほどほどに。

よい気候を楽しめるハイキングや森林浴など、自然の中での散策がピッタリの季節ですよね。

自然界は着々と冬に向かっていますので、そのつもりで安全に遊んでくださいね~(^^)/

 

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