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妊活で落ち込まないためにはどうする?(2/2)

妊娠して卒業するのが理想の妊活。「妊娠しない=失敗」とするなら、
落ち込むのも無理がないことですね。しかし晩婚化で妊活カップルも高齢化している今、
そんなに簡単なこととはいえない妊娠出産を目指していくのですから、
落ち込んでいてばかりでは前に進めません。
どうすれば前向きに取り組んでいけるのでしょうか?


ART(高度生殖補助医療)を受けるカップルが増え、
体外受精によって生まれる子どもの数は増えるいっぽうです。
現在では24人に1人ということです。

数十年前であればほとんど不可能だったはずですが、
生殖医療の進化の恩恵を受ける夫婦も当たり前になってきています。


ですが、逆に体外受精さえ受ければ妊娠できるはずと考える人も増えました。

実際は、膨大なデータから明らかになったのは、年齢によるボーダーがある
ということです。

43歳から流産率が妊娠率を上回り、元気な赤ちゃんを出産できる確率は
極端に少なくなります。

この現実を知らずにARTの世界に飛び込んだり、
芸能人や有名人が高齢出産したブログなどを読んだりして、
「私だって」と夢をふくらませ過ぎた人は、
かなり辛い現実と向き合わないといけなくなります。


高齢化とともに妊娠率が落ちるのは、身体が衰えていくほど
妊娠や出産の負担に身体がついていけなくなる危険が増すからです。
加齢とともに妊娠力が落ちるのは本来そういうことなのです。

そこを、あえて挑んでいることは忘れてはいけないと思います。


妊娠出産しても、その後の育児をしても乗り切れる身体かどうか?
という基準をクリアしていることって大事なんですよ。

妊娠や出産は女性の身体に大きな負担をかけます。
そして、産後すぐに始まる新生児の育児はかなりの体力を要します。

自身の身体を支えるのに精いっぱいの状態であれば、
身体は危険を察知して、妊娠しにくい方向にシフトしていきます。

極端なダイエットで体重が急激に落ちると生理が止まることがありますね。

本体の命が危険にさらされたら生殖機能が先に切り離されるのです。


ある意味、古来より加齢とともに妊娠しにくくなるのは、
女性の身体を危険から守る意図があったのではないでしょうか。
昔はお産で亡くなる女性も多かったのですから。

今では医療技術も進化発展しているため、
危険は少なくなりましたが、身体の機能自体はそれほど変わりません。
外見的にはみなさん若くなりましたが!

卵の老化は不妊の重大なファクターではあるとはいえ、
卵だけアンチエイジングできるわけではありません
ので、
妊娠するためには全身の「肉体年齢」が「実年齢」よりも若いほうが
いいに決まっています。

また、年齢による衰えだけでなく、過労や無茶な生活の積み重ねによる
全身の衰えも同様に不妊の原因
となります。

喫煙、肥満・痩せすぎ・栄養の偏り、不眠、運動不足など
悪い生活習慣によって身体が衰えている現代人は非常に多いのです。

それに気づかず、卵だけアンチエイジングしようとしても
無理があると言えるでしょう。

自然の摂理を念頭に置くと、今受けている治療法は
最先端であっても万能ではないと理解することもできるかと思います。

現代医学の限界かもしれませんし、
身体のほうの限界かもしれません。

さまざまな条件が整って初めて妊娠できると考えていただければと思います。

根拠なく期待しすぎると、それだけショックも大きくなってしまいますね。

高齢妊活のポイントは、妊娠できる条件を揃えていくことで、
卵のアンチエイジングだけでは足りない
のです。

卵巣や子宮だけに注目するのではなく、全身をさまざまな角度から
観るように
していただければと思います。

そして、全身の状態に影響を与える生活についても見直してくださいね。


できる限りの努力をしても結果が出ず、自ら卒業しなければいけない時が
とうとうやって来るかもしれません。

「あきらめる」という言葉の語源はご存知でしょうか。

現代では、願い事がかなわず、仕方がないので断念するという意味合いですが、
もともと「諦める」は仏教用語で、「つまびらかにする」「あきらかにする」
というのが本来の意味だそうです。

「ものごとの道理をわきまえることによって、自分の願望が達成されない理由が
明らかになり、納得して断念する」
ということなのです。

決して「途中で投げだす」ということではないのですね。


勇気を出して挑戦して、試行錯誤して、努力を尽くしたからこそ、
諦められるのです。

仏教の修行をした人でもなければ悟りを開くなんてできそうにないですが、
できることをやったら「諦める」境地に至るのかもしれません。

人間の感情は、そんなに単純ではないでしょうし、
個人差もあるので"きれいごと"は言えませんが、
確かに「これでもう、すっぱり諦めがつきました」という方には
何度もお会いしてきました。

未練を残さずに新しい道を歩いていくには「諦め」が必須かもしれませんね。


また、視野を広くすることや、別の視点を持つことも大事です。

「老齢破産」ということばを聞いたことはありますか?

高齢出産のご夫婦の特徴として、子どもの教育に熱心で、
それなりにお金もかけてあげられる、ということがあります。

しかし、通常なら子育てがひと段落で老後の資金を貯める時期に
子どもの学費が一番嵩む時期が重なって貯金ができず、
高齢になって破産の危機がやってくる、という指摘があります。

そうならないために、高齢妊活のご夫婦はしっかりと資産計画を
立てていかれることをおすすめするものですが、
妊活を卒業されるご夫婦にとっては心配が一つ減るというメリットも。

人が社会で生きていくにはお金の問題は必ずついてまわります。

シビアですが、無視することもできない現実なんですね。

ですから、"とことん"とか"ずるずる"とベビ待ちを続けるよりも
ご夫婦の将来のことも考える視点は忘れないでいてほしいです。
とくにARTはお金がかかるものですから。


そのかわり、妊活するなら、集中して、やれるだけのことをやりきる、
というつもりで取り組んでいただきたいと願っています。


心身ともにきついことが多い妊活です。
タフな人でも心が折れる瞬間があるかもしれません。

そのときは自己否定せず、「これだけやってるんだから」と
ご自分を認めてあげる時です。

逆にご自分を褒めてあげる時です。

そして、ご自分にご褒美をあげてください。

美味しいものを食べにいくとか、温泉に行くとか、
観たかった映画を観るとか、欲しかった服を買うとか、
何でもいいのです。

自身のご機嫌を取ることも、たまには必要なのです。


でもでも、どうしても泣きたいときは、どうぞいらしてくださいね。
不妊カウンセラーがお話、伺いますよ(^^)/

落ち込んでも、ご自分の力で立ち上がるために
お役に立てますように。


 

近藤琉水ブログ新着

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