心を安定させる方法?

家族とともに穏やかなお正月をお過ごしでしょうか。

長引くコロナ禍は出口がまだ見えず、去年突然始まったロシアによるウクライナ侵攻ももうすぐ1年が経とうとしています。
次々と入ってくる国内外の重大ニュースに心が乱され、落ち着かない日々が続きます

抱えるストレスから解放されるには一週間くらいのお休みじゃ到底足りないですよね?!
お正月は家族の集まりや初詣などイベントもいっぱいで、かえって目まぐるしいかもしれませんし。

あっという間に三が日が終わって仕事に戻り、また忙しい毎日に戻る・・・

そんなストレスフルな生活のなかで、だんだん疲れが取れなくなったり眠れなかったり、不調を訴える人が増えています。

不眠症、パニック障害やうつ病を発症して心療内科にかかり、休職される方も少なくありません。

人間はロボットではないのですから、無理をすると心の調子が崩れることはよくあるのです。

ぎりぎりまで我慢や放置をせず、もっとご自身の心のケアに力をいれていただけたらなぁと思います

今年からは、毎日のセルフケアで心の安定を少しずつ築いていきませんか?

 

昨今、海外の医療現場や有名企業などでも取り入れられているのがマインドフルネス瞑想です。
心を落ち着け、慢性疼痛の改善やストレスマネジメントに役立てるために実践されているそうです。

マインドフルネスというのは、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれることなく、身体の五感に意識を集中させ、「今、瞬間の気持ち」「今ある身体状況」といった現実をあるがままに知覚して受け入れる心を育む練習」 という説明がわかりやすいと思います。

その結果として身に着けるのが「マインドフルネスな心」です。

不眠をはじめ身体の不調を抱え、いつも不安や心配事に気を取られ、注意散漫な状態では仕事も日常生活もままなりません。
集中力や記憶力を取り戻し、穏やかな精神状態を維持できるようにするのが、この瞑想の目的です。

悟りを開くことを目標とする宗教的な瞑想ではありませんが、ベースになっているのは仏教の瞑想です。
呼吸に合わせて「今、この瞬間」に意識を集中させていき、自律神経に働きかけ、深いリラクゼーションを得ることができます。

あなたも、ストレスからの解放や不眠などの体調改善、脳と身体に働きかけるマインドフルネス瞑想を始めてみませんか?

 

3つのステップがありますよ!

1.良い姿勢で座る

落ち着ける場所なら椅子でも床の上でもかまいません。
背筋を伸ばし、目を閉じるか視線を少し先の床に落とします。

2.呼吸に意識を置く

ゆったりと腹式呼吸をします。
お腹の動きと連動する自分自身の呼吸に意識を向けます。

3.思考や感情をスルーする

次々と浮かんでくる雑念は否定せず、ただ右から左に流していきます。
何も判断せず、呼吸に意識を集中させ、「今、この瞬間」に戻ります。

 

たったこれだけなのですが、マインドフルネスの心はトレーニングによって得ることができるのです

最初は2,3分でも、5分でもいいですし、慣れてくればもっと伸ばしていくといいですね。

ノルマのようにどれだけやったかではなく、続けていくことが重要なので自由にやりましょう。

呼吸というのは、唯一自律神経を自分でコントロールできる方法です。
呼吸を整えることで交感神経と副交感神経のバランスを整えることができますよ。

ストレスや緊張で自律神経が乱れ、さまざまな身体の不調をきたしている方は、まずはシンプルに呼吸法から始めましょう。

そして「今、この瞬間」に意識を集中させるのは、不安や心配は過去や未来にばかり意識が向いている証拠だからです

やりなおせない過去、そしてまだ起きていない未来のことばかりに支配されず、「今」を大切にしませんか?

瞑想しているあいだくらいは、頭をからっぽにしてみましょう(^^)/

 

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