骨太になろう!

中高年のみなさん、加齢とともに身体の衰えが目立ち始めるとボヤきたくもなりますよね!

足腰の弱りや血圧、コレステロールや尿酸値など、あちこちで問題が生じてくるものです。

定期的に健康診断は受けていますか?

腰痛や膝痛など自覚できるトラブル以外に、血液検査を受けないとわからない問題もあります。

それに、検査結果の数値を見て嘆くだけじゃなく、ちゃんと生活を改善しないと検査を受ける意味がありません。

検診直前の一週間だけ禁酒したり節制したりしてもね・・・

 

女性の場合、更年期の頃からさまざまな変化が起こりだします。

どれもこれも、エストロゲンの分泌が減ることによる症状ですよね。

40年近くずっと働いてくれていたエストロゲンの作用が激減するので、全身の調子がおかしくなってくるのも当然です。

突然暑くなって滝汗が流れるホットフラッシュやのぼせ、生理周期の乱れ、関節痛や肩こり、疲労感や不眠、イライラなどのメンタル不調などもよくあります。

生理不順やホットフラッシュなどは目に見える変化なので「すぐに対処しなくちゃ」 となりますが、見えないところで進んでいく変化も多いのです。

意外なところにも更年期症状は現れます。

見落としがちなのは骨密度の低下ですよ!

骨密度は、骨の強さや密度を測る指標で、骨粗しょう症の診断基準となります。

女性の場合20~44歳の骨量が平均値となり、正常値は80%以上です。
70%未満になると骨粗しょう症と診断されますよ。

閉経してエストロゲンが欠如してきて骨密度が低下するのですが、あまり自覚ができないものなんです。

骨密度が低下して骨粗しょう症になるとどうなるかというと・・・?

転倒したり、ひどくなるとくしゃみしただけでも骨折しやすくなり、背骨や大腿骨骨折のせいで寝たきりになる可能性が高まります。

その他の部位の骨折でも痛みで身体を動かしにくくなり、さらに運動不足なって悪循環となります。

背骨が押しつぶされるように折れると背中が丸く、腰が曲がってくるので、内臓が圧迫されて機能障害を起こします。

重大な障害が気づかないうちに進行してしまうので、骨粗しょう症をできるだけ早く発見したり、予防するのが望ましいのです。

 

骨粗しょう症になりやすい人は・・・?

更年期
*牛乳や乳製品を摂らない
*青魚、豆腐を摂らない
*運動しない
*お酒をよく飲む
*たばこを吸う

上記にあてはまる方はぜひ骨密度を測ってみてくださいね。

足の骨に重力をかけて刺激すると骨が強くなりますので、やっぱり運動は欠かせません。

激しい運動でなくても、なわとび(エアーなわとびでも)や、その場でジャンプ、膝が悪い方は座ってかかと落としするだけでも効果はあります。

ウォーキングやジョギングをする時間が無い方はぜひ、毎日その場でジャンプ100回以上を習慣にしてみてください。
3~4センチ跳ぶだけでいいですよ。

私は玄関先で縄跳びをやっています。
オトナなのでちょっと恥ずかしいのですが、人が通らない時間帯に(^^)

それもこれも、将来の自分への投資です。

 

カルシウムが多い食品は・・・?

閉経を迎えてエストロゲンが減るのは避けようがないのですが、骨を強くキープしようと思ったらカルシウムに注目しましょう。

*乳製品

牛乳、スキムミルク、ヨーグルト、チーズなど

*魚介類

めざし(イワシ)、シシャモ、シラス、シジミなど

*大豆製品

木綿豆腐、凍り豆腐、生揚げ、納豆など

*野菜類

小松菜、青梗菜、切り干し大根、ひじきなど

だしを取った後のいりこ、桜エビ、ゴマなどをフードプロセッサーですりつぶして毎日食べるのがおすすめです。

骨ごと食べれる魚をもっと食べるようにして、1日700~800mgのカルシウム摂取を目標にしてください。

また、カルシウムの吸収をよくするためにビタミンDやビタミンKを一緒に摂取するのがコツですね。
干ししいたけをはじめとしたキノコ類、のりやワカメなど海藻類、青菜類などとともに食べてくださいね!

 

東洋医学では腎の季節

の力を助けることで骨も強くなります。

逆も真なりで、骨を強化することでも力をつけることができますよ。

生命力の源でもあるを労わり、アンチエイジングに役立ててくださいね(^^)/

 

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