コレステロール値が心配ですか?

女性の更年期症状の一つとしてコレステロール値の上昇も要注意です。

閉経してから急激に上がることがあって、人間ドックなどで発覚して驚きますよね。
やせ型だし、若い時はむしろ低すぎるくらいだったのに、なぜ?!

肥満や過度の飲酒などでコレステロール値に異常が出ることが知られていますが、生活習慣は変わらなくても更年期でホルモン分泌に変化が起きてコレステロール値が高くなることがよくあるんです。

更年期で何が変わるのかというと、やっぱりエストロゲンですよ。

閉経の数年前からホルモン分泌が乱れはじめます。
エストロゲンが低下してくるのです。

月経周期の乱れのようにわかりやすくはないのですが、エストロゲンの作用は全身に及ぶので、さまざまな症状が出ますよ。

エストロゲンは生殖機能、脳や中枢神経の機能、心臓血管系、脂質代謝、骨の代謝、皮膚などの調整に関わっています。
そのために欠乏するといろいろな症状や障害、ときには病気を引き起こすのです。

加齢によってコレステロールや中性脂肪が増加する脂質代謝異常も更年期特有なんですよね。

コレステロールは血液中の脂質です。
脂質異常は動脈硬化を進行させる原因となり、サイレントキラーとも呼ばれています。

コレステロール高値を放置していると、内臓脂肪型肥満や高血糖、高血圧とともに動脈硬化につながって、脳卒中や心臓病(心筋梗塞や狭心症)、腎不全などを引き起こします。
とくに喫煙も加わると動脈硬化をさらに進行させるので、禁煙は絶対不可欠の対策ですよ。

 

それでも“原発性高脂血症”といって遺伝による異常症があります。
「家族性高コレステロール血症」が有名ですよね。

両親や祖父母から体質を受け継いでいるので仕方がないのですが、諦めずに生活習慣を改善していく必要はありますよ。
更年期と重なってダブルパンチですが、しっかり対策していきたいです。

また、“続発性(二次性)高脂血症”は他の病気などが原因となって発症します。
甲状腺機能低下症、糖尿病、肝臓病、ネフローゼ症候群などが多いです。
また、いわゆる肥満や過度の飲酒、ステロイドホルモン剤の影響なども“続発性”です。

 

高脂血症といっても、脂質異常症はいくつかに分類されます。

・高LDL血症(悪玉コレステロール=LDL値:140mg/dl以上)
・低HDL血症(善玉コレステロール=HDL値:40mg/dl未満)
・高中性脂肪血症(中性脂肪値/食前・空腹時:150mg/dl以上、食後:200-250mg/dl以上)

 

悪玉コレステロール値を下げるには食事療法や減量がかなり効果的なんですよ。
高脂肪な食品を控えて野菜を食べることや、運動してダイエットするのがおすすめです。

病的な高値は薬物療法の対象になりますので、かかりつけ医とご相談ください。
目安はLDL値が120mg/dl以上になると要注意で、140mg/dl以上になったら治療が必要になってきます。

 

善玉コレステロール値を上げるのは悪玉対策より難しいのですが、やはり運動や体重管理が一番だそうです。
効果的な薬は無いので、こちらは地道に努力するしかないんですよね。

HDL値は40mg/dl以下が要注意、35mg/dl以下になると要治療とされています。

 

さて、東洋医学的に脂質異常を診るとどうかというと、“痰湿(たんしつ)”や“オ血(おけつ)”が原因と考えます。

おひとりずつ症状を把握して病因を探り、いくつかの体質(タイプ)に分けて治療していきます。

いずれにせよストレスによって気血の巡りが悪くなると大きな妨げになりますので、ストレス発散や運動療法も必須となります。

 

更年期を迎える女性にとってはコレステロール値だけが脅威ではありませんね。

ホットフラッシュなどの更年期症状、骨粗しょう症、排尿障害など、さまざまな症状が一気に出てきやすいお年頃なので、精神的なショックを受けてしまいやすいです。
症状的に個人差が大きいのも相談しにくさにつながり、悩みが深くなりがちです。

心の穏やかさを取り戻して、落ち着いてご自身のお身体と向き合っていけるようになるといいですね。

一生お付き合いしていく大切なお身体ですから(^^)

気がかりなお身体のこと、いつでもご相談くださいね(^^)/

ご一緒に、ていねいに改善していきましょう!

 

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