骨のアンチエイジング?

骨密度って測ったこと、ありますか?

ない方は一度測定してもらってください。

骨密度は骨の強さを表す指標です。
骨を構成するミネラル(カルシウムやリン)がどれくらい詰まっているかを骨の単位体積あたりの骨量として算出したもの。
低下すると骨がスカスカになってきているということになるのです。

低くなって骨粗しょう症と診断されるようになると、骨折しやすくなるのが怖いのです。

高齢になると腰が曲がったり、背骨が圧迫骨折したり、大腿骨骨折で寝たきりになったり、とよく聞きますよね。

だって骨は年とともに誰でも弱るでしょ、とみんなわかっているのですが、実は知らないうちに若くても骨密度が低くなっていることがあるんですよ。

骨がスカスカになってるとかって、骨折でもしなければわからないものなんです。

実は骨って女性ホルモン(エストロゲン)との関係が深く、閉経すると急激に骨密度が低下する傾向はあります。
なので骨粗しょう症は女性に多い病気なんですね。

若年性更年期、早発閉経、子宮内膜症などの病気の治療のためのホルモン療法などがあてはまる方は、若くても骨密度が低下している可能性が高いです。
妊娠や授乳でもカルシウムを大量消費するために、意外と低下するものですし。

まだそんな年じゃないと思いがちですが、女性であれば早期発見や予防のために検査は受けておきたいです。

 

骨や歯って、いわゆる身体の成長期が終わっても、大きさは変わらないですが常に新しい骨に入れ替わっているのです。
古い骨は破壊されて血液中にカルシウムが溶け出て、新しい骨に作りかえられていくのですね。
この破壊と再生の新陳代謝バランスが崩れ、新しい骨が作られなくなると骨密度が下がっていきます。

また、血液中のカルシウム濃度は一定に保たれるようになっているので、もし濃度が下がってくると骨に貯蔵されているカルシウムを溶かすのです。
これもまた骨密度が下がる要因なので、常にカルシウムは補充していかないといけないのです。

現代の食習慣が変化してあまり魚を食べなくなってきていたり、無理なダイエットをする人が増えたりしてカルシウム不足を招き、若年層でも骨密度が低くなる傾向があるそうです。
ちょっとのことで骨折する若い人が多いらしいですよね。

 

カルシウムというと、魚や牛乳ですよね!
骨まで食べれる小魚や乳製品、大豆製品、海藻類、小松菜や青梗菜などの青菜類などに多く含まれています。

ただ、カルシウム自体はとても吸収されにくいミネラルなんです。
なので吸収をよくするビタミンDも一緒に摂ることが望ましいです。
きのこ類(干ししいたけ最強)を一緒に食べるのがおすすめですし、青魚自身がビタミンDも含むので効率的なんですよね。

インスタント食品やスナック菓子などに多く含まれるリンはカルシウムとのバランスを崩す原因になります。
骨や歯の健康のためにも、お菓子などは食べ過ぎないようにしたいものですね。

1日650mgのカルシウムを摂取したいのですが、摂りすぎもまた弊害が出てきます。
たくさん摂れば摂るほどいいわけではないのです。

食品からの摂取では摂りすぎになることはありませんが、サプリだと容量を守らないと危険です。
腎臓結石や尿路結石などが形成されやすくなったり、心臓に負担をかけたりするようになりますよ。

 

骨を強くして骨粗しょう症を予防するためには食生活だけでなく、運動も重要なんですよ!
足の裏、とくにカカトに体重をかけて刺激することが大事です。

力強く歩く、走る、なわとびなどで跳ぶ、かかと落とし(立ってかかとを上げつま先立ちしてからドスンとかかとを落とす運動。1日30回以上)、などできることを毎日続けるようにしましょう。
ずっと座りっぱなしの生活では骨が弱っていくばかりです。

 

東洋医学では骨は腎臓、「」がつかさどっています。
加齢とともには弱り、骨も弱るものです。

ただし、なるべくをいたわっていれば骨の健康も保たれます。
過労や睡眠不足を断ち、たっぷり養生していけば骨も歯も若々しく維持できるのです。

のケアをしっかりしていくことがアンチエイジングにつながるんですよね。

知らないうちに骨粗しょう症になって骨折、、、なんてことにならないように、いまから少しずつ予防していきましょう。

骨は急には強くならないんです。
積み重ねが大事ですよ!!

今日からコツコツ、骨密度アップ(^^)/

 

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