夏向きのカラダへ!
薫風香る皐月となりました。
今年のゴールデンウィークは雨も多めで不安定な空模様でしたね。
よい季節はなかなか長続きしないものです。
暦のうえではGW真っ只中の5月5日が立夏、夏の始まりです。
日中は初夏らしい日差しですが、早朝はまだ肌寒い日も多く、まだ夏と呼ぶには早く感じますが、暦は季節先取りです。
近年は気候変動のせいで夏が長くなっているため、5月からもう夏と言っても違和感はないかもしれませんね。
4月中も夏日を観測する地域が続出しましたし。
3ヵ月予報では、今年の平均気温はまた平年より高くなる見込みとのこと。
6、7月から真夏の暑さとなるそうですよ。
梅雨の時期は、きっと蒸し暑くなりますよね!
覚悟が必要です。
そこで、これからの夏に向けて心も身体も夏仕様に整えて、猛暑でも耐えられるように準備していかないといけません。
熱中症など命の危険さえ感じる猛暑は、もうすぐそばまで迫ってきていますよ!
まずは、熱中症対策に真剣に取り組まなければ。
というのも、冬を過ごした私たちは高い気温に慣れていませんので、急に暑くなった時に熱の処理ができないのです。
人間は慣れる生き物ですからね。
普通は、暑いと体温を下げるために汗をかいて調節するのですが、まだ準備ができてなくて自然と汗が出ないんですよね。
冬場は無駄に汗をかくと体温が下がってしまって危ないですから、むしろ汗が出ない身体になっているのです。
その状態に慣れ過ぎているんです。
そのままいくと熱がこもっても体温調節機能が働かず、熱中症になってしまいます。
なにも灼熱の太陽の下だけでなく、ちょっとでも高温多湿の環境になればリスクが出てきます。
蒸し暑い梅雨の期間や、熱帯夜が出てくると危険なんです。
とくに65歳以上や15歳未満、持病がある、肥満などの条件があると危ないですし、健康な人でも暑い日の運動や水分摂取が足りない場合などでも発症しやすいのです。
忘れてはならない熱中症予防の基本は以下の3つです。
*炎天下での運動や野外作業を控える。
*水分・ミネラルを摂取する。
*エアコンを上手に使用する。
そして、自分でできる対策として、熱中症に強いカラダをつくることも重要になってきます。
いつも汗とは無縁の涼しい環境で生活したいのはやまやまですが、ニッポンの夏の暑さに身体を慣らしていく暑熱順化を急ぎましょう!
暑熱順化をがすすむと、発汗量や皮膚血流量が増え、効果的に熱を逃がすことができるようになりますよ。
歩きはじめよう!
暑熱順化化には激しい運動は必要ありません。
ウォーキングやジョギングなどで汗をかく練習をしていきましょう。
だらだら歩きだと効果半減。
正しい歩き方で夏に強い身体をつくり、健康に美しく!
大きな筋肉を使うとダイエット効果もあるのです。
代謝が上がって脂肪も燃焼するので、体重を落とす効果もありますよ。
なるべく大股で、足裏でしっかり地面を蹴って、身体をリズミカルに左右にひねりながら歩きましょう。
姿勢よく、頭の位置を高くキープするイメージで。
最初はなかなか汗が出ないかもしれません。
そこで諦めず、慣らしていくのが大切です。
最初は15分とか20分から、できれば1時間ほど歩く習慣をつけましょうね。
まだ朝晩は涼しいこの時期から始めると、ちょうど身体ができてきた頃に真夏になりますよ。
猛暑の時期は早朝でも暑すぎて危険になりますから。
ギリギリになってから始めるより、今のうちに!
健康やアンチエイジングのためにウォーキングをする方が多いのですが、熱中症対策にも役立つのです。
猛暑がくる前に、さぁ始めましょう(^^)/
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