もう生理痛を我慢しない!
生理のある女性なら誰しも生理痛(月経痛)で辛い思いをしたことが一度や二度はあるかと思います。
時々どころか、毎回激痛に襲われる方も少なくありませんよね。
子宮筋腫や子宮内膜症にかかっている方が非常に増えています。
生理が始まってからではなく、生理前に辛い方(PMS)もいらっしゃいます。
そんな生理にまつわるお悩みを、今年は本気で解決していきたいです!
そもそも、2,3世代前までの女性と現代を生きる女性では、一生涯の生理の回数が全然違うという衝撃の事実。
⇒ 一女性が生涯で産む子どもの数が激減していることが原因です。
“特殊合計出生率”といいますが、「一生の間に産むことができる子どもの数の平均」のことです。
近年はまさに少子高齢化で、2021年の統計では「1.30」人となっています。
戦後の第一次ベビーブームの頃は4人を超えていたのですが、右肩下がりに下がり続け、2005年には最低の「1.26」人を記録しました。
その後わずかながら持ち直してきたものの、コロナ禍のせいでまた出生数は減り、さらに落ちていきそうです。
ではなぜ出生数が生理痛に関係するのか?
それは、当然のことながら妊娠中や授乳中は通常生理が起きないので、その期間中は生理痛も無いですよね。
かつての日本は子どもの数が多く、なかには10人きょうだい、ということだって珍しくはなかったです。
10代で結婚して出産しはじめ、50歳近くまで産み続ける女性も少なくなかったため、生涯で経験する生理は限られていたのです。
初潮も今よりずっと遅かったようですし。
多産なのが女性の身体によいかどうかの賛否は置いておいて、現在の女性は一生で約450回の生理を経験すると言われます。
それは昔の女性は50~100回だったとのことで、まさに約5倍も多いのです。
そりゃあ、鬱陶しいですよね!!
面倒くさいだけでなく、痛かったりするとかなりダメージ大きいです。
そして実際に子宮や卵巣の病気にもかかりやすくなるのです。
排卵が多ければ卵巣へのダメージも増えます。
出産数が少ないと子宮筋腫の可能性が高まります。
(何度も出産するとそのたびに筋腫は小さくなるのです)
ちなみに授乳期間が短くなると乳がんも発生しやすくなるそうです。
女性の社会進出が進み、現代女性は男性と同等の、いやそれ以上の役割が期待されるようになってきています。
女性の社会的活躍自体はすばらしいことですが、その影で女性の身体が変化していることを見過ごすことはできません。
生理のたびに痛みや不快感をただ我慢したり薬で散らしたりしながらやり過ごす現実を無視したくないですよね。
女性が安心して妊娠出産、そして子育てをしていける環境を整えることは、国家レベルの少子高齢化対策でもありますが、女性の身体にも優しいのです。
そして、社会的な責任も、家事育児も、そして生理痛も、すべて女性が引き受けなければいけない現状を変えていけるかどうかが日本の将来を決めるのでは? と思います。
鍼灸師としての役割は、多くの女性が悩む生理痛やPMSを少しでも軽減することです。
女性の生活の質(QOL)を上げ、より健康になっていただくことが目標です。
生理痛の改善にはお灸がとても効果的なんです。
PMSも鍼灸治療でかなり消失して、穏やかに毎日を過ごすことができるようになります。
まずはとりあえず、鍼灸にはこのツボにお灸を試してみてくださいね!
三陰交↓
(内くるぶしの上、横指4本分上がったところ)
生理痛なんて我慢するしかないという思い込み、鎮痛剤への依存など、思い当たる方は鍼灸を試していただきたいです。
女性のみなさん、もっと楽になっていい!!
いつでもご相談ください(^^)/
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