不眠が気になりませんか?

不眠で悩んでいる方って、意外と多いですよね!

“不眠症”とまでいかなくても最近よく眠れないとか、眠りが浅いとか…

ご自身の睡眠に不安や疑問を感じている方の話をよく聞きますよ。

基本的に、“不眠症”は「入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気」と定義されています。

つまり、
*寝つきが悪い
*途中で何度も目が覚める
*朝、目が覚めるのが早すぎる
*眠っても熟睡感がない

といった状態が続いて日々の生活にも支障が出てくる状況です。
病院で診てもらうなら内科や心療内科の領域になりますよ。

病院行かなきゃ! というほどではなくても、上記の症状にあてはまるところがあって寝不足を感じている方は非常に多いです。

日本人は平均的な睡眠時間の短さで世界でも1位2位を争うほどです。

長時間労働で睡眠時間が削られるのは言語道断なのですが、“眠れない”のはまた別問題。

 

どうして眠れなくなるのでしょう?!

他に疾患があったり、頻尿で何度もトイレに通ったり、薬の影響や、お酒、コーヒーの飲みすぎなどは別として、一番多いのはストレスの影響ですね。

心配事や悩みがあって寝る前にいろいろ考えてしまうと寝付けなくなるものです。
交感神経が優位になって頭が冴えてきてしまいますからね。

さらに不安が大きくなって抑うつ状態になると、これもまた自律神経が乱れ、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されるようになります。

身体のバランスを保つために必要なホルモンなので適量ならよいのですが、慢性的に過剰な分泌が続くと体調不良の原因になりますし、不眠にもなりますよ。

ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールは本来なら夜の休息中は分泌が少なく、朝になると増えるのでシャキッと目が覚めて活動できるのですが、ストレスに対処しようと夜中もずっと大量に分泌されるので、眠りが妨げられ、朝になってもぐったりなんです。

不眠の大きな原因ですよ!

 

さらに、交感神経を高ぶらせる原因となっているのがスマホ依存です。

いつも手が届くところにスマホがあり、寝る時もずっと見続けている方がほんとうに多いです。

パソコンやテレビ画面でも同じですが、強い光が出ているので、それをずっと見続けると視神経が興奮状態になり、やっぱり交感神経が昂るのです。

PCやテレビは布団の中まで持ち込めませんが、常時手放せないスマホは寝る時も一緒ですね。

どうせ眠れないからといって動画を観たり、メールやSNSをチェックしたり…これも不眠の大きな原因になるんです。

スマホを物理的に遠ざけることも必要ですし、寝る前にストレッチやゆるやかな体操(ヨガもいいですね)、瞑想なども取り入れ、できるだけ脳と身体の緊張を取り払う自分なりの儀式を実践してみてください。

すべては良質の睡眠を手に入れるためです。

ぬるめのお湯にゆったり浸かって(熱いお風呂は逆効果です)、身体のほてりが収まってから入眠の儀式をして就寝するようにしてくださいね。

お昼間にある程度身体を動かして適度に疲れるのが効果的ですが、疲れすぎていると気絶するように気を失い、途中で目が覚めるということも。
そのまま朝までぐっすり眠れないならば、やっぱりストレス性の不眠が疑われますよ。

なにごともやりすぎは禁物。
適度に身体を動かすようにしてくださいね。

 

東洋医学では夜は陰の時間なので、陽気が強すぎると眠れなくなるとされています。
昼は陽気が盛んになり、活発に動いて陽気を養います。
夜は陰気を養うために静かに休むのです。

陰気が足りない、または陽気が強すぎると不眠になります。

不眠に効果的な漢方薬もいくつかありますよ。
体質や症状に合わせて、継続して服用していただくのがいいですね。

また、鍼灸でも気のめぐりをよくしてストレスを発散し、のぼせやほてり、高ぶり(=陽気)を収め、気血を養って睡眠を改善する治療をしていきます。

身体の変化はゆっくりなので、漢方も鍼灸もすぐに爆睡できるようになるわけではありませんが、根気強く身体とつきあっていくことで体質改善を目指すものです。

なんとなく今の睡眠に満足できてないな、もっとよく眠れるようになりたいな、という方はご相談ください(^^)/
一緒にあなたの睡眠を改善していきましょう(^^)/

 

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