寝不足がいけないワケ
春は眠いって言いますね!
いかがでしょうか?
電車に揺られると、ついウトウト居眠り。
お昼ご飯の後は眠気のとのたたかい。
そんなことが増える季節ですよね~(^^)
まずはポカポカ陽気で気温が上がって緊張が解けますよね。
そして、紫外線も強くなりますね。
慣れない紫外線にあたると身体は疲れるんですよね。
長い時間日光にあたると疲労した時に見られる成分が血中に増加するそうなんです。
春に眠気が強くなるのはそういうしくみらしいですよ。
予防するにはサングラスが効果的です。
日光から目をガードすると紫外線の影響が出にくいそうです。
不眠の方は、逆手にとって朝に紫外線を浴びるといいんですよ。
太陽光を目に取り込んでから14時間後に脳からメラトニンというホルモンが分泌されます。
メラトニンは体内時計の役割をして、夜になれば眠くなる、朝になれば目が覚める、というリズムをつくります。
上手にお日様とつきあって、質のよい睡眠を確保したいですね!
睡眠の質が悪いと1日の疲れが取れず、蓄積していきますよね。
眠気で日中の生産性(!)が落ちるのは寝不足が原因ではありませんか?
世界でもトップクラスの睡眠時間が短いニッポン人。
とくに女性は世界一短いそうです。
OECD33か国中日本人の平均睡眠時間は7時間22分で最低、女性はさらに男性より13分短いそうです。
これを聞いて「ちょっと待って」 と思いませんでした?
いやいや、7時間も寝てないよ? という方、少なくないのでは?!
とくに働いている人、子育てしてる人、そんなに寝られてます?
みなさんのお話聴いてると、7時間確保できてる方はそうそういらっしゃらないようです。
睡眠時間が6時間を切ると脳は疲れが取れず、“徹夜明け”と同じような状態になるそうです。
長いこと徹夜なんてしたことがないのでハッキリ覚えていませんが、思い出す範囲では徹夜すると次の日は使いものにならないほど全身が調子悪くなりました。
そんな状況に自分を追い込んで暮らしているのが日本の女性の現状なんですよね。。。
ただ、睡眠不足はけっこう慣れるんです。
自ら「ショートスリーパー」と言われる方もいらっしゃるくらいですし。
そんなに寝なくても大丈夫な生活リズムになってしまうですが、長い目で見るととても危険なんですよね。
脳はちゃんと睡眠不足を覚えているそうですから。
寿命を削ってることになるので、どうかショートスリーパーは返上してください!
かといって、睡眠時間は長いほどよいわけでありません。
9時間以上は寝すぎですよ!
もちろん、人によってちょうどいい睡眠時間があって当然ですが、忙しい方こそ良質の睡眠を取るようにしていただきたいです。
人の健康にとって睡眠は非常に重要なのですよ
なにも無駄に寝ているわけではありません。
寝ているあいだに身体の疲れを取り、傷んだところは修復し、脳を整理したり記憶を定着したりするのです。
心身ともに不調が続くのであれば、もしかしたら慢性的な睡眠不足のせいかもしれません。
生涯のトータル睡眠時間はおよそ人生の1/3なんだそうですね。
それを無駄と考えてできるだけ短くしますか?
それとも、あとの2/3を有意義なものにするために大切にしますか?
睡眠時間の確保、規則正しい睡眠サイクル、睡眠の質の向上など、よりよい睡眠を得るための努力をする価値はありますよ!
食後に眠くなるのは、もちろん睡眠不足もあるでしょうが、東洋医学的には脾虚と考えますよ。
ちょっと食べ過ぎていませんか?
胃腸がお疲れではないですか?
消化力(=脾臓の力)が弱っていて余力がなく、消化に全エネルギーが費やされて起きてられなくなるのです。
弱った脾臓を助けるために、できるだけ小食にし、とくに甘いものや濃厚な味の食べ物を控えてみてください。
消化器官がお疲れなので、まずは休ませましょう。
ゆっくり時間をかけて、よく噛んで食べる、食後は横になるのではなくウォーキングする、などしてみてくださいね。
夜は陰、昼は陽の時間です。
陰の時間は陰を養い、陽の時間は陽を養います。
陰を養うとは休息、睡眠を意味し、陽を養うとは活動、運動を意味しますよ。
陰陽ともにそれぞれ充実させることが健康の秘訣なのです。
東洋医学的にも、日中元気に活躍するためには、夜はしっかり眠ることが大事なのですね。
睡眠を軽視せず、睡眠不足の方はもっと貪欲に寝ましょう(^^)/
不眠傾向で寝たくても寝られない方はご相談くださいね!
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