５月５日が立夏です。

暦は季節の先取りが普通なので「暦のうえでは夏ですが」 と言いたいところですが、実際にもう夏ですよね。

今年の３，４月は荒天続きで気温が低い日も多くて、桜の開花も遅れました。
ＧＷでいきなり夏となると春はどこに？ となりますよね。

いい季節が短かすぎます。

 

先月末から「熱中症警戒アラート」が発表されるようになりました。

それに合わせて、今年からは「熱中症“特別”警戒アラート」の運用が始まりましたよ。

もともと「警戒アラート」は、気温や湿度などを取り入れた「暑さ指数」が都道府県内のいずれかの観測点で33以上と予想される場合に発表されるものです。

それが「“特別”警戒アラート」になると「暑さ指数」が都道府県内のすべての観測点で35以上と予想される場合に発表されるそうです。

わかるような、わからないような…。

なんせ危険度が高まるというわけですね。

ちなみに発表は環境省が前日の午後２時をめどに緊急の記者会見を開くそうです。

この夏は毎日のように「明日は“特別”暑くなります」 となりそうな予感しかしません。

 

ということで、今年もまたすぐ猛暑がやってきます。

熱中症予防を本格的に始めていきたいです。

お世話になるエアコンの試運転はもう済まされましたか？

いざという時に調子が悪かったり故障していたりするとタイヘンですよ。
事前にちゃんと動くか調べておきたいです。

また、フィルターのお掃除もしておきたいですよね。

 

エアコンだけでなく、人間も真夏を迎える準備が必要ですよ！

フィルターのお掃除＝疲れや傷みを癒して体調万全にしておきましょう(^^)/

試運転＝汗をかく練習をして準備を整えておきましょう(^^)/

 

睡眠不足や疲労がたまっていると熱中症もかかりやすいのです。

ＧＷに遊びすぎたり、暴飲暴食して胃腸が疲れたり、ということはありませんか？

胃腸が疲れて消化力が落ちると全身の調子が悪くなりますし、免疫力も落ちてしまいます。

連休の疲れは連休中に癒しておきたいです。
連休後半は早寝を心がけ、無理・無茶せずに養生してくださいね。

 

暖冬だったわりに３，４月になって冷える日も多かった今年の春先。
身体はまだ暑さに慣れていません。

いきなり気温が上がっても身体は調節機能が追い付けずにいますよ。

人間は外気温が上がると体温を下げるために汗を出すしくみを備えているのですが、ちゃんと働かないと熱が体内にこもってしまいます。

ですのでまだ真夏のように35℃超えしなくても熱中症を発症しやすいのです。

 

日本は四季があり（だんだん二季に近づいてきていますが）、寒暖差が大きいですよね。

気温だけでなく、多湿や気圧の変化も激しいです。

それでも元気に暮らしていけるのは人間に備わった力のおかげなんです。

体内環境を整えてくれるのは自律神経や内分泌系の力です。

毎日調子よく過ごせるかどうかはこうしたシステムが健全かどうかにかかっていますよ。

力の強さは個人差があり、強い弱い、鈍感敏感、いろいろあります。

季節の変わり目、寒暖差や気圧の乱高下で体調をくずしやすい方は普段から油断しないでくださいね。

体質にあった養生で体調管理をしていきたいですね！

 

汗をかく練習は、完全に夏が来てからでは遅いです。

紫外線対策や水分補給の準備をして、ちょっと速足でウォーキングしましょう。

手ぶらで歩くのが大事なんです。
両腕を振って、肩甲骨まで動かしてくださいね。

全身運動で、最初は15分くらいから徐々に時間を伸ばしてましょう。
体調に合わせて、30分から１時間くらいがよいでしょうか。

じんわり汗ばむ速度をキープしてくださいね。

なかなか時間が取れない方も、連休中は始めやすいのではないでしょうか。
ぜひこの機会にウォーキングの習慣をつけてください(^^)/

汗をかく練習で熱中症予防！！

 

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