何を食べる/食べないのが正解? 《1》

「コロナ禍で太ってしまった!」 という方も多いとか。

食べたいものが食べたい時にデリバリーで届きますからね。
ひきこもって食べたいだけ食べていたら、そりゃ体重増えますよね。

脱コロナで外食や宴会が可能になって、ずっと行きたくても我慢していたレストランやラー活、生ビール、とみんなで集まれば開放的になって暴飲暴食してしまいます。

聞きあきたフレーズですが「人は食べたものでできる」 のですから、体重増だけでなく、糖尿病、脂肪肝、高コレステロール、高血圧など、心配なことが出てきます。

飽食の時代だけに、身体の健康を守りたいのであれば適度に気持ちを引き締めていかないとたいへんなことになってしまいます。

でも、あまりストイックになりすぎてもストレスになります。
最近はさまざまなダイエット法やら、マクロビやグルテンフリーやビーガンや、いろいろありすぎて複雑ですよね。

そこで、健康的でストレスをためない食養生のコツをお伝えしていこうと思います。

 

一番重要なのは、【何を】食べるか/食べないか、ではなく、【誰が】食べるか/食べないか、なんです。

身体によい/悪い、とされるさまざまな情報やノウハウが巷に溢れていますが、そのすべてが全員にあてはまるわけではありません。
人によって合う/合わない、向き/不向き、があるのです。

ですので、あちこちで見かける健康情報を鵜呑みにして安易に飛びつかず、必ず自分にはどうなのか? を気にしてください。

ご自身の体質や体調をよく把握したうえで、自分のための選択ができるようになっていただければ嬉しいです。

誰かにとってベストでも、あなたにとってはどうかわからないですからね。
誰かとあなたは違って当たり前の別人です。

そのことを念頭に、基本を押さえていきましょう(^^)/

 

まず人間が生きていくうえで重要な3大栄養素に注目してみましょう。

1.たんぱく質

日本でも食生活の西洋化が進み(いまさらですが)、魚より肉がよく食べられるようになりました。
たしかにお肉のほうが調理が楽だったり、最近では魚も高級化しましたから・・・。

日本人は肉食中心だと不利な腸の構造なので、近年は大腸がんや大腸ポリープなどの疾患が増えましたよね。

身体をつくり、エネルギーにもなるたんぱく質は肉だけでなく、魚や大豆製品などからも摂ることができます。
獣肉に偏ると脂質過多になるリスクがありますので、日本の伝統的な食生活を見直すのが◎です。

日常の食事に納豆や豆腐、煮豆などをもっと取り入れてくださいね。
動物性と植物性のたんぱく質をバランスよく摂るのが大事ですし、たんぱく質だけでない栄養素が同時に摂れるところもメリットですよ。

 

どうしても食が細くて栄養不足になってしまう方は、せめてを毎日食べるようにしてくださいね。

完全栄養食と呼ばれ、食物繊維とビタミンC以外のほぼすべての栄養素を含んでいます。
良質のたんぱく源としても、小食のせいで足りなくなりがちなその他の栄養素もを食べることで補えます。
虚弱体質の方や、病み上がり・体調不良の時は、日に1~2個のをぜひ!
ちなみに、一番栄養の消化吸収率が高いのは半熟卵です。

以前はコレステロールが高いから1日1個のみと言われていましたが、今は脂肪を溶かす働きがあって動脈硬化の予防になるということで2個食べても問題ない、ということになっていますよ。

薬膳的にも「安五臓」といって五臓を補い、その機能を高めるとされています。
胃腸が弱い方にも安心して食べていただける食品です。

鶏のよりさらに滋養に富んでいるのはウズラのです。
1つ1つは小さいですが、たんぱく質の含有率は鶏のより高く、その他の栄養素も豊富なんです。
マイナーな存在ですが、優れものですよ!

 

お肉大好きな方は少しずつ魚や大豆製品にシフトしていきましょう。

虚弱体質、貧血の方はを食べましょう。

 

次回は三大栄養素の2つ目、脂質です。
お楽しみに(^^)/

 

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