コロナと不妊治療

新型コロナウィルス感染症は、最初は未知の感染症で、ただただ恐ろしかったのですが、3年目ともなると正しく恐れることを学んできました。

現在すべてが判明したわけではありませんが、ワクチンも浸透し、予防もある程度は可能になってきましたね。
最初の頃に比べると死者数が格段に減ったのはありがたいことですし、ウィズ・コロナ生活もすっかり定着してきたようです。

それでも新しい波が来て、一定期間後ピークアウトして行動制限が緩み、またすぐに別の波が・・・というパターンにうんざりもしてきます。

いつになったら完全に解放されるんでしょうね?

海外のコロナ事情と日本ではだいぶ差があるようにも見えます。
日本はまだまだ各地で医療崩壊が報告され、何度も医療現場が危機的な状況に陥っているんですよね。

 

医療といえば、日本は不妊治療が非常に活発です。

妊活中のカップルのみなさんは、コロナ禍が始まってからたいへん苦労されてこられたのではないでしょうか。
最初の頃はステイホーム一辺倒で、それこそ身動きできなかったでしょうし。

その後クリニックの受診も自由にできるようになったものの、ワクチンの影響が心配になりましたよね!
ワクチンのせいで不妊になるなんてウワサも出ましたし。
(そんな事実はありませんよ!)

そして、さらに感染拡大するようになって、実際に感染したら治療にどんな影響が出るのか(出ないのか)が気になりだしました。
日本でのデータはまだあまり見ないのですが、治験数の多い海外のデータは明らかになってきています。

それによりますと、コロナ感染後に体外受精の成績が下がることはないとされています。
成熟卵数、正常受精率、利用可能な胚盤胞獲得率、臨床妊娠率、生化学的妊娠率、早期流産率などに差は無いそうです。
(武漢の不妊治療センターの調査)

ただし、精巣が新型コロナウィルス感染の感受性のある器官とのことで、ウィルス性精巣炎を引き起こして精液所見に影響を与えることがある、との報告があります。
その結果精液所見に悪影響を及ぼす可能性がある、ということなんですね。
まだ議論が分かれるところではあるようですが。

また、感染後に精子数の減少、精子無力症や奇形精子症などの増加が見られたという報告もあります。

ということは、どちらかというと男性側のほうに影響が出やすいということなんですよね。
確かに、精子は高熱に弱いとも言いますし…。

ですのでパートナーの方が感染されたら、しばらくは精子の状態が万全ではない可能性があると考えておくほうがよいかもしれません。

報告によると、1ヵ月→2ヵ月→3ヵ月と時間経過とともに検査の結果は改善していくようですので、一時的なものと考えたほうがよさそうです。

タイミング法、人工授精なども含めて、妊活の際の目安にしていただいたらよいのではないでしょうか。

 

そして、実際に感染するとコロナの治療に専念しなければなりません。
濃厚接触者になっても、しばらく自宅待機期間となります。

予定していたクリニックの受診もできず、不妊治療は中断せざるを得なくなります。

医療現場がひっ迫し、感染した妊婦さんの分娩の受け入れ先が無くて自宅出産となるなどの現実もあります。

ですので、やはり感染しない・させないのが一番ということになりますよね!

感染しても大丈夫! と安易に考えず、やっぱり予防が一番だと認めざるをません。

どれほど感染対策していても、運悪くかかることは実際にあるので、その時は身体への影響はそれほど大きくないことを思い出して、回復に集中しましょうね。

できる限りの感染対策を、そして免疫力を落とさない努力をお願いします。

 

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