男性不妊は恥じゃない!
妊活には男性のコミットメントが不可欠ですよね!
どうしたら“協力”以上の主体的な関わり方が可能になるのかを考えてみたいです。
というのも、どうしても不妊治療は女性側の負担が大きく、逆に男性側は「精子を提供」することがメジャーな役割になるために、そこだけ“協力”したらいいと思われがちなんですよね。
もう少し具体的に挙げると、ドクターや妻からのタイミングを取る指示に従うとか、病院や自宅で採精するとか、あるいは妻の通院に付き添う・送り迎えする、といった“協力”といったところでしょうか。
毎朝決まった時間に妻が基礎体温を測れるよう先に起きて体温計を差し出す、なんてかいがいしい方もいらっしゃるようです。
優しい方なのだろうと思います。
それでも、割合的にもっと多いのが「不妊治療は妻に任せる」派です。
好意的にみれば邪魔はしない、ということなのかもしれませんが、自分から何か積極的に行動するという動きはあまり見られないのが現状なんですよね。
「仕事が忙しい」、「難しくてわからない」 といった消極的な方もいらっしゃいます。
つきつめていくと「子どもを望む気持ちに妻とはギャップがある」 ということもあります。
このあたりは、ご夫婦でとにかく時間をかけて十分に話し合いをされないと、後々たいへんなんです。
もし妊娠出産してもワンオペ育児になる可能性が大ですし!
そして、もっと問題視したいのが“男のプライド”です。
クリニックで男性不妊の検査を受けようとしない。
「治療なんてしなくても、そのうちにできるよ」 と危機感が無い。
「病院行くくらいなら、子どもはいらない(1人でもいい)」 など。
そんな男性が少なくないんですよね。
精液検査を受けるのが恥ずかしいとか、屈辱的だと感じてしまうようです。
検査の結果が悪ければ大きなショックを受けてしまうんですね。
“男の沽券”というやつでしょうか。
女性だって勇気を出して受診してさまざまな検査を受け、聞きたくなかった結果にショックを受けながらも受け入れて前向きに努力するようになるのですが。
なぜか男性はそのプロセスが踏めない・・・。
先送りにして妻中心の治療を続け、最終的に精液検査に踏み切ってみると結果は「壊滅的」と言われてしまった方も実際にいらっしゃいます。
もっと早くにわかっていれば…
妻からすると「これまでかかった時間と労力とお金を返せ!」 ですよね。
女性が妊娠を目標に少しでも体調を整えたい、卵の状態を改善したいと日々努力されるのと同じように、男性にもできることはたくさんあります。
現在は妊活高齢化が進み、女性だけでなく男性だって高齢化しています。
加齢とともに精子の状態も衰えるのは当然のことなんです。
決して恥ずかしいことではありません。
恥ずかしいからと老化を少しでも食い止める努力をしないのは非常にもったいないです。
一生懸命努力している妻に対しても失礼です。
「妻に任せっきり」の弊害は、女性のストレスが増えるということに尽きます。
「自分はこれだけ努力しているのに」 ということですよね。
夫に対する気持ちも冷めてしまうことさえありますよ。
不妊治療から離婚に至るケースもあるくらいですから。
できるだけ早めに始めれば精子の老化を改善することは可能です。
その過程で身体全体の調子もよくなり、健康増進にもなるので損はないですよ。
妻としては、主体的に行動する夫を頼もしく感じますし、若々しい夫に嫌気がさすことなんてないですよね。
今年4月から保険適用になった不妊治療には男性不妊領域もカバーされてきました。
女性は43歳未満という条件がありますが、男性には年齢制限がありませんよ。
夫のほうが年上のカップルはとても多いですし、歳の差カップルもいらっしゃいます。
決して恥ずかしいことでもプライドが傷つくことでもありませんから、まずは検査受診、そして身体づくりのための体質改善を。
男性の体質改善のためのサプリや漢方薬もありますし、養生生活を取り入れることで必ず効果が出ます!
前向きに挑戦してみませんか。
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