心配しすぎてストレス性不妊にならないように!
不妊治療自体がストレスになることも少なからず、ストレスフリーな妊活って考えにくいですよね。
不妊専門クリニックで検査を受ければ、ホルモンの状況や排卵の有無、子宮や卵巣の状態などがわかります。
どこかに明らかな問題が見つかれば、その症状・状態に合わせた治療が開始されていきます。
場合によっては手術が必要だったり、薬の処方やサプリ摂取などのアドバイスがあったり、具体的に。
ところが、なかには一通りの検査を受けても、何も原因が見つからない方もいらっしゃいます。
(不妊症の方の1~3割くらいに上るといわれます)
原因がわかれば対処法がわかるのに、原因不明では・・・どうしたらいいのかわからなくて困るのです。
ますます不安は募りますよね・・・
気を取り直して、原因が無いのだったら次のサイクルで妊娠できるのでは? と普通は考えますよね。
物理的にも金銭的にも大きな負担をかけて「今度こそ」と受けた体外受精で再び陰性の判定が出れば、誰だって大きなショックを受けます。
その繰り返しのストレスのせいで、ホルモンのバランスが崩れたり血流が悪くなったり、という余波が怖いのです。
もちろん誰でも傷つきたくはないので、だんだんと“保険”をかけるようになります。
「どうせ今回もダメに違いない」と。
これは実は人の心理として当然の防御行動なんですよね。
以前傷ついた経験を覚えて同じ失敗を繰り返さないための回避行動だと言えます。
これが長けている人は問題回避能力が高く、常にトラブルを先読みして立ち振る舞うことができるのです。
でも、不妊治療には計算した通りにはいかないという落とし穴があります。
判定結果が出るずっと前から不安と落胆が入り混じり、中には胚移植をする前から「うまくいくはずない」とつぶやきながら保険をかける…
判定日までドキドキして心配になるのは多少は仕方がないのかもしれませんが、最初から「ダメに違いない」と決めつけて憂鬱な気分に浸るのはどうなのでしょう。
さらにストレス性不妊が進行するだけです!
妊活世代といえば、きっともう20代前半のような妊娠率ではないはずですから、確率的にも簡単ではないことは織り込み済みです。
それでも可能性を信じて妊活を始めたのです。
最初から諦めているなら妊活の意味がありませんよ!
なるほど、陰性が出たりリセットしたりすればガッカリします。
落ち込むのも当然です。
でも、「それから」でいいのでは? と思うのです。
つまり、ガッカリ落ち込んだり悲しんだりするのはダメだったとわかってからで十分ではないでしょうか。
ひと月ずっと鬱状態でいるよりも、結果がわかってからでいいのでは?
せめてわかるまでは、できるだけニュートラルな気持ちをキープしていただきたいのです。
「どうせまたダメだし」とうつむいている期間は、既にマイナス思考に囚われています。
判定が出るまでは、頭も心も、解放してあげませんか?
そうすれば、身体ももっとリラックスできるはずなのですから。
緊張がなく、血流もよくなれば・・・
ひょっとしたら陽性が出るかもしれないのです。
期待はせずに、ただただリラックスを心がけて過ごしてみてください。
残念ながら陰性だったとしても、それはあなたのせいではありません。
ご自分を責めずに、気持ちの整理を。
そこからできることをやるしかありません。そこからどうしたらいいか考えましょう。
前のめりで落ち込まないでください。
気持ちの整理の仕方、ニュートラルに気持ちをキープする方法、そこが知りたい方はご相談くださいね(^^)/
妊活中の心の持ちようはとっても大事なのです。
不妊カウンセラーとして、あなたを全力でサポートいたします(^^)/