寝ても取れない疲れ
年の瀬は何かと慌ただしいですよね。
お仕事も立て込んできますし。
2年ぶりの帰省をされる方も多いと聞きます。
予定がいっぱいで忙しい休暇になりそうですね。
今年やり残したこと、大掃除、お正月を迎える準備、着々と片づけていかなければ!
そうしてがんばっている方で「寝ても疲れが取れない」 と訴える方が多いんです。
ちゃんと睡眠時間は確保してるつもりなのに、朝が辛い!
腰痛がひどくなってきた!
去年は感染拡大で今よりもっと行動制限がかかっていましたよね。
活動自粛が続き、できるだけステイホームで静かに過ごしていたかと思います。
テレワークも定着しましたし、通勤される方も夜は寄り道せずに早めに帰宅して自宅でゆっくり過ごすのが習慣となりました。
全体的に活動量が減ったのは否定できません。
活動量が減るということは運動量も自然と減っていますし、筋力や心肺機能の低下も若干あるかもしれませんね。
頭もゆっくりペースに慣れて、マルチタスクに弱くなったかもしれません。
お酒も弱くなったと感じる方が多いそうですよ。
(これは勘違いだそうですけどね。元来の強さに戻っただけだそうです)
人は、どんな状況にも慣れるものなんです。
超多忙ならば、そのペースでもやっていけるように心身が順応しますし(無理してでも)、ゆっくりならその緩やかなスピードに慣れるんです。
環境、習慣に左右されるのは当然です。
ウィズコロナ生活でゆっくりペースに慣れてしまったところ、今年は秋から解除になって急に世の中が動き出し、歳末らしい慌ただしさもカムバックして心身がついていくのに苦労しているようです。
2年前の仕事量やスピードについていくのがしんどいんですよね。
でも頭では「これくらいなら以前は普通だったし」 というのがあって「きつい」とは自覚できなくて・・・。
いやいや、実際しんどいんですって!
まだ新しいペースに順応してませんからね。
無理が続くと心身のゆとりが削られていくのです。
そのゆとりこそが自己治癒力なんですよ。
通常なら睡眠で疲れがとれて体力も気力も回復するのですが、自己治癒力が落ちてくると一晩では回復できなくなります。
その結果前日の疲れを引きずったまま、また疲れをためて、疲れすぎると良質の睡眠がとりにくくなり…という悪循環に陥るので、過労になります。
「寝ても疲れがとれない」 は過労のサイン!!
お正月はリセットのチャンスです。
心身の調子を整えて新しい一年のスタートが切れるように、体調重視で過ごしていただければ。
リセットするには生活のリズムが大事なので、早寝早起きは必須です。
お正月くらいは・・・といって寝正月や夜更かしをしてしまうと余計にリズムが崩れてしまいます。
今年は短い休みなので観念して、規則正しく、できるだけ質素な休暇を心がけてみてください。
ご馳走三昧だと胃腸に負担をかけてしまい、自己治癒力はさらに衰えてしまいますよ。
なるべく胃腸にやさしい慎み深い休暇で心身のリフレッシュを(^^)/
そして、ぜひ軽い運動も取り入れてください。
じっとしているだけではさらに動かない生活に順応してしまうだけですから。
初詣も兼ねて、1日1万歩くらいの散歩、ウォーキングをしてみてください。
やりすぎはダメですが、適度な疲れは睡眠にも効果的ですし、消化も助けます。
せっかくのお休みを有効に、心身ともにプラスとなる休暇にしてくださいね(^^)
ゆとりを取り戻し、自己治癒力を備えて来年は元気にスタートをきりましょう(^^)/
疲れが取れない以前に、「何もしてないのに疲れる」 という方もいらっしゃいます。
ちょっと動いただけですぐ疲れる、疲れやすい、という感じですね。
そんな方は体力以前に“気”を消耗してしまっているのです。
「元気?」の“気”です。
“気”が衰えてしまうと身体は動けませんよ!
大切な“気”を養うためには食養生と鍼灸がとても効果的ですから、ぜひ鍼灸院でご相談ください。
今年一年間の“疲れ”を癒し、新しい年を健康に過ごせますように(^^)/
これからも心身のケアは東洋医学にお任せくださいね。
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