自律神経失調症と更年期障害
女性の閉経は50~51歳くらいが平均だそうです。
その前後5年ずつ、合計10年間を更年期と呼びますね。
けっこう長いのですが、その時期に出やすい症状が更年期症状です。
更年期だから更年期症状と呼ぶのですが、実は同じような症状はどの年齢層の人でも出る可能性がありますよ。
若者でも、男性でも、誰でも発症して不思議ではありません。
ご存知でしたか?
典型的な症状は、のぼせや頭痛、めまい、動悸、息切れ、ひどい肩こり、などです。
メンタル面でも、イライラや不安、落ち込み、焦り、集中力の低下、などがあります。
症状の現れ方は人それぞれ個人差が大きく、必ずこうなるという定型はありません。
また、これら以外の症状も十分あり得ます。
吐き気や全身の倦怠感など。
仕事も生活もできないほど酷くなると更年期障害ですね。
ひょっとしたら危険な病気かも? と不安になって検査を受けるも、なにも問題はみつからないというケースが多いです。
(もし問題が見つかったら、すぐに対処してくださいね)
特定の内臓の病変によるものではないので「自律神経失調症ですね」 と診断されることになります!
全部、それ?!!
更年期と呼ばれる期間に該当するような症状が出れば更年期障害と認定されますし、早発卵巣不全で若年性更年期障害が出る方もいらっしゃいます。
ホルモン分泌の乱れが原因です。
それ以外の自律神経失調症の原因といえば、過度のストレスや過労だったり、不規則な生活などなんです。
自律神経と内分泌系(ホルモン)は連動しているので、互いに影響しあいます。
ですから、強いストレスがきっかけで自律神経が乱れ、ホルモンバランスも崩れてしまうのです。
逆に、ホルモンバランスが崩れることによって、身体がうまく対応しきれずに起きるのが自律神経失調症とも言えますし。
更年期症状も、ストレスが多いと増悪します。
もともと体質的に自律神経が乱れやすいタイプの方もいらっしゃるのですが、そうした方もストレスで更に悪化するのは間違いないです。
とすると、少しでも辛い症状を軽減するためには、ストレスと向き合わなければ!!
自律神経失調症(更年期症状を含む)は、まずはメンタル面へのアプローチが大切ですよ(^^)
そして、できるだけ緊張を緩めて、リラックスして、気の巡りをよくしていくしかありません。
だから鍼灸が効果的なんですね!!
リラックス効果の高い鍼灸で強張った心身の緊張をほどいていきましょう。
辛い症状を抑えて、楽に日常生活を送りたい方、ご相談くださいね(^^)/
自律神経失調症も更年期障害も、諦めなくてもいいんですよ~!