少子化は誰の問題?

妊活に取り組むカップルはますます増加傾向が続いています。
いまや14人に1人が不妊治療の体外受精で生まれた子どもです。
不妊治療の保険適用も始まっていますし、これからもっと増えていく可能性もあります。

それでも生まれてくる赤ちゃんの数はずっと減り続けているのです。

これは日本だけではなく、先進国のほとんどが少子化問題を抱えています。
結婚や出産に対する価値観が変化したり、子育ての費用増大などが背景にありますよね。

ただ、合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子どもの数)は日本は世界ランキング第174位の1.34です。(2022年)

別ソースですが、2023年の推定は215位とのことです。
これは先進国のなかでもダントツに低いのです。

人口を現状維持するためには2.06~07が必要なんだそうです。
日本では出生数がずっと右肩下がりで減少しており、回復の兆しが見えません。

なぜ?!

 

1つには経済的な理由があると思います。

もはや子どもは「産んだらなんとかなる」 存在ではなくなりました。
子育てにかかる費用、学費などが膨大になって、子を持つこと自体の経済的ハードルが高くなっているようです。

現役子育て世代にはいわゆる氷河期世代をはじめ、バブル崩壊後の厳しい社会情勢のなか、以前のような終身雇用や正社員の恩恵を受けにくくなったことで結婚して家庭を持つことが当たり前にできなくなった現実があります。

高収入の職を得るためにはますます狭き門を通り抜けなければならないのですが、それも塾通いなどにこれまで以上にお金がかかるようになりました。

異次元の少子化対策というなら、医療費などをはじめ子育て関連費用の大規模な助成、学費無償化などがあってしかるべきですよね!

 

そして、もう1つ大きな問題は、少子化が女性の問題とされていることです。

女性が社会で活躍できるように環境を整備することは確かに重要なことです。
保育所などの子育て支援も充実していなければ仕事を続けることができず、結果として子どもを持つことを諦めることにつながります。

確かに妊娠出産は女性にしかできませんが、なぜいつも子育ての負担が女性ばかりにかかるのでしょうか。

父親だって平等に子育てできる体制ができてないのが問題なんですよね。

男性のワークライフバランスは明らかに仕事寄りに固定されていて、そのせいで女性にしわ寄せが行くように社会全体ができているのが問題なんです。

女性の社会参画促進ということで、仕事でも家庭でも輝くことを要求されるのですから。
男性が担うべき負担は不問のままで?

つまり、少子化は女性が問題ではなく、男性の問題なのではないでしょうか。

男性にとっても優しい労働環境で家庭生活をもっと重んじられたり、子育てに参画できたりすれば、社会は変わるのでは?

男性のあたりまえのような長時間労働や有休も自由に取れないような過酷な職場で家事育児に携われないのであれば、そこから変えていかないと女性の負担は減らないですよね。

たぶん、このような状況が何十年も続いてしまったおかげで、少子化はもう止められないところにまで来ているのかもしれません。
30年遅かったのですから。

これ以上右肩下がりの人口減少を重ねていかないためには、男性自身の働き方改革が必要ですよね。
そして男性個人だけでなく、このまま社会全体として男性中心のシステムでいけば、日本はますます自ら首をしめることになると思います。

 

ところで妊活中のカップルを見ていても、同じ構造でほぼほぼ女性が中心なんですよね。
男性は邪魔をしないのが役割のような感じさえあります。

夫婦2人の子どものことなのに、おかしいですよね!
不妊の原因は男女半々なんです。

それでも男性は自分ごとではないようです。
どうも妊活少子化も、男性側の問題のように見えるのです。

社会も女性だけでなく、みんなが輝けるようにしていくべきではないでしょうか?
そして子どもを持てるハードルをできるだけ低くする努力が必要だと思います。

 

医療も鍼灸も関係なさそうなトピックですが、大きく捉えて「バランスを整えましょう!」 というところにつながるので、東洋医学的なんですよ(^^)

どんなことでも、一方だけに偏ると問題を生じます。

既にのっぴきならぬ人口急減の危機的状況に立つ日本ですから、なんとかしてみんなで支え合えるバランスの取れた社会を目指していきたいです(^^)/

 

 

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