便秘をあなどらない!

便秘のことって、相談しにくいものですよね!

でもね、ものすごく多いのですよ、便秘で悩んでる人って。

人間、誰でも食事を取って食べ物を胃腸で消化しますよね。
腸の中で栄養が吸収されて、水分も吸収されて、残りかすが腸の老廃物とともに大便として排出されるのです。

この水分吸収が曲者なんです。
たくさん吸収されすぎて便が硬くなって(→出にくくなって)しまうのが便秘ですね。

そしてもう1つ、水分吸収は問題ないのにうまく排出できなくなるというのも便秘なんです。
出てもスッキリしない、残便感がある、といった症状があるかもしれません。

快食快便はやっぱり気持ちがよいもの。
それがかなわない辛さをなんとか解消して快適な毎日を過ごしたいですね!

ご注意いただきたいのは、毎日排便が無いからといって必ず便秘というわけでもないんですね。
たとえ2、3日に1回の頻度でも、毎回スッキリと排便できていれば便秘とみなさなくてもOKです。

逆に毎日排便できたとしても、すごく時間がかかるとか強くいきまないといけない、便が硬くてコロコロといった症状があれば便秘の可能性がありますよ。

 

便秘になる原因としては・・・

1.食事の量/食物繊維が足りない(ダイエット含む)

ダイエットのために食べる量が減ったり、ジャンクフードなどに偏って食物繊維が不足すると、便の量も減ってしまいます。
ある程度の重量がないと便意が起きにくいようになっていますので、余計にトイレが遠のいてしまうんですよね。

2.水分不足

真夏のような熱中症予防が不要になると、とたんに水分摂取を意識しなくなりますね。
のどが渇かないと飲まない→脱水傾向→腸内の水分も不足するようになります。
普段からあまり水分補給する習慣がない方は要注意で、汁物や鍋などを多めにしてみてくださいね。

3.運動不足

コロナでリモートワークが定着してしまって動いて腸の動きを活発にすることができずに便秘になるケースもあります。
そんな方はウォーキングやストレッチ体操などを心がけると、またスムーズに排便できるようになりますよ。

4.ストレス

ストレスで自律神経が乱れて便秘になってしまう方は、とにかくリラックスを!
交感神経が常に優位になってしまうと排便のリズムも乱れてしまいますからね。
ストレスが無い人はいませんので、ストレスは溜め込まない、発散する、回避する、といった工夫を。

5.加齢

老化現象として便秘になるのも事実なんですよね。
食べる量が少なくなり、身体機能が衰えて腸の動きも緩慢になったり、いきむ筋力も足りなくなってしまったりするからですね。
そんな時は漢方薬などの力を借りることも考えてみるのがおすすめです。

6.その他

忙しくてトイレにいく時間がないとか、便意があっても我慢してしまうことが多いといったことが続くと出にくくなるのも確かです。
決まった時間にトイレに行く習慣をつけたり、便意を我慢しないことが大切ですよ!
一番心配なのは強い便秘薬を常用して、自力では排便できなくなってしまうケースです。

 

改善が一番難しいのは最後に挙げた長年強い便秘(刺激性下剤)に頼って便秘薬依存症になってしまうケースだと感じます。

最初は1錠で効いていたのに、効かなくなってきて量を増やしていき、大量に服用しないと全く効果がなくなってしまうのです。
お腹がはって激しい腹痛を起こすようになったり、排出できない便がたまりすぎて蓄積してしまったり、かなりたいへんなことになってしまいます。

放置すると自力ではどうしようもなくなってしまうので、重症化する前に、できるだけ早く対処することが肝心ですよ。

簡単に手に入るからといって市販の便秘に依存するのは非常に危険なことなんです。
腸が自然な動きをできなくなるということなので、お早めに医療機関にご相談ください。

下剤の作用は腸だけでなく子宮にも及びますので不妊の原因になったり、自然な“いきみ”動作ができなくなって出産が難しくなったりといった危険もあるのですよ。

「たかが便秘くらいで」 と侮らないでくださいね。

便秘のお悩み、すぐにでもご相談ください(^^)/

 

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