コロナに負けない!(1)
なかなか光が見えてこない新型コロナウィルス感染症との闘い。
世界的な大打撃を受け、事態収束への道はまだ暗いトンネルの中です。
有効な薬やワクチンができるまでには時間がかかります。
それまでは、とにかく感染を拡げないことが肝心!
そう頭では理解していても、突然世界を襲ったパンデミックのせいで不慣れな自粛生活を強いられて、みなさん疲弊してきていますね。
緊急事態宣言が終わるまで・・・「今だけの我慢」と歯を食いしばってがんばっていらっしゃるでしょうか。
その努力がオーバーシュートを抑え込むことにつながります。
多くの方のがんばりに感謝です。
とはいえ、やっとのことで危機を乗り越えても、また次の波がやってくるのは確実のよう。
専門家たちは長期戦になると警告しています。
これはもう観念して、いえもっと前向きに捉えて、考え方を転換していくべき時が来ているのではないかと思います。
「早く元の日常に戻ってほしい」 という声をよく聞くのですが、何事も無かったように元には戻れないんです。
これほどの犠牲を払ったパンデミックを無かったことにはできません。
「もう《コロナ前》には戻れない」 ということを受け入れないといけないですね。
コロナ前の常識や習慣を取っ払い、新しい習慣を定着させていきましょう!
ソーシャル・ディスタンス
手洗い・うがいやマスク着用
テレワークの拡大や定着
そして「風邪くらいじゃ休めない」常識は廃止して、調子が悪ければちゃんと休めるように。
自分自身と、周りの人を守るための働き方改革です。
これまで日常生活の変革として、禁煙、睡眠、ストレス対策と順にお話ししてきました。
コロナにもどんな新しい感染症にも負けない身体づくりのベースとなります。
普段の生活を見直し、必要な予防対策を講じ、働き方も改革、といったさまざまな変革を、柔軟な頭と行動力で受け入れられるかどうかでアフターコロナの生き方が変わります。
ただし、そのためには確かなモチベーションが必要ですね。
強制されて「しなければならない」からやるのでは、長く続けていけないですもんね。
意識や行動を変革していくには、最終的には個人個人が未来を信じて希望を持っていくことが大事だと思うのです。
もう、うんざり…お先真っ暗だと悲観的になるばかりでは、いつまでも立ち上がれません。
終わらないパンデミックは無いのだから、絶対負けない! と信じていくしかないんですよね。
諦めではなく、ポジティブな楽観主義(^^)
最近、「ピンチはチャンス!」という呪文を目にします。
めげそうな時に何を言ってるんだ?と腹が立つかもしれません。
それでも、転んでもただでは起きないくらいの前向きな気持ちを表明する人が少しずつ出てきています。
みんなで心を一つして、とは言いません。
一人ひとり、がんばれる人から初めの第一歩を!
きっと後に続く人が出てきますから。
これまで人類は何度も疫病、パンデミックを乗り越えてきた歴史があります。
今は厳しいけど、きっと乗り越えられると信じて…
悲観的になって肩を落として、うつむいてばかりいると、物理的に内臓も圧迫されっぱなしなんです。
呼吸も浅く、全身に酸素を送れませんよね。
気血が滞っている状態です。
それではコロナにも負けない健康な身体はつくれないんです。
上を向いて、胸を開いて、大きく息を吸って、手足をしっかり伸ばして動かしていかないと!
無理やりにでも姿勢から変えていくのも効果がありますし、心に希望を持つことからでも自然に姿勢は変わります。
心と身体は深く深くつながっているのです!
心身一如 です!!
心と身体は一つ、という意味ですよ。
日本でも「病は気から」ということわざがありますよね。
気持ちが病めば身体も病気になるということですが、逆だって真です。
気持ちが健全であれば身体も健康になれる、という意味になります。
でも「いきなり希望なんてムリ!」という自称マイナス思考の方は、身体からアプローチしていく手があるのです。
だからこそ、うつ病も鍼灸で改善できるんですよ!
コロナ・パニックのせいで希望も無くなったという方は、ぜひ鍼灸を試してみてほしいです。
それでは、次回から「コロナに負けない!」を合言葉に、鍼灸と養生生活で心と身体を健やかにする方法をお話ししますね(^^)/
お楽しみに♪