感染症の予防対策覚えてる?

新型コロナウィルス感染症が5類化したものの、最近感染したという人の話は身近でもちらほら聞きます。

同時にインフルエンザも増えましたよね!

コロナの第9波はようやく峠を越したようですが、一時はどうなることかと心配になりました。
医療現場が一番たいへんですから。

再度の流行は行動制限がなくなって人流が増え、イベントで密集したり飲食の機会が増えたりしたのが一番大きな原因ですよね。

そして、もうマスク着用が奨励されなくなったのも大きいです。
幼稚園や学校などでも、教員はむしろ着用しない方向にシフトしています。

こうした現状のなか、コロナ、インフルエンザ、その他ヘルパンギーナやRS、手足口病、プール熱など、さまざまな感染症が猛威を奮います。

過去を振り返ると、人間の歴史は戦争と感染症との闘いの連続でした。
平均寿命が短かかったのは、とりわけ感染症のせいで早く命を落とすことが多かったせいですね。

長生きできる人は感染しない、または感染しても回復して免疫を獲得した人たちでした。
そうした人たちが生き残って歴史を作ってきたのです。

ですので、理論的には人間は感染症にはめっぽう強くなってるはずです。

ところが、ウィルスや細菌だって生き延びないといけないので、どんどん変異して強くなっていきました。

人間は新しいウィルスや細菌と常に闘い、敗れてはパンデミックで多くの命が奪われてきたわけです。

近年になって医療が劇的に進化し、ワクチンも製造されるようになり、多くの感染症は過去のものとなりました。

克服できた感染症も多いのですが、「新型」が時々発生してくるのが厄介ですね。
人も世界中を飛び回って移動するようになり、あっという間に拡大するようになりました。

今回のコロナウィルスも次々と変化して新しい株ができ、ワクチンもそれに合わせて追加していかなければならず、また感染しても終生免疫が獲得できるわけでもなく、今度は後遺症に苦しむ人も出てきてさらに複雑な状況になってきています。

重度化しにくくなっているため(しないというわけではありません)、人々の意識はかなり変わりましたね。
恐怖心はだいぶ薄れたように見えます。

感染するかもしれない恐怖と、好きなことを我慢する不自由さとを天秤にかけて、自由を取り戻すほうが優先だったわけです。

 

変異したウィルスは身の回りに存在しています。

5類化しても、ウィルスが消えたわけでも感染力が無くなったわけでもないですね。
それでも万一感染したら感染した時でしょ、たいしたことにはならないし、という考え方が一般的になりました。

実際には、感染したら症状が予測していたよりかなりきつくて苦しい思いをしたり、感染後の後遺症の辛さにショックを受ける人が後を絶ちません。
自分だけの問題ではなく、大切な家族を失ったり、危険にさらしたりしてしまって後悔することも残念ながらあるのです。

もちろんやりたいことを我慢するのは辛いですし、孤独になったり運動不足や腰痛になったり、数年間かなりしんどい思いをしてきたわけですが、感染症を甘く見ると自分に跳ね返ってくることを忘れてはいけませんね。

発展を遂げて繁栄する現代人だからといって感染症に打ち勝ったわけではありません。
人間も万能ではないのですから。
(荒ぶる自然のなかでは無力だと自然災害のたびに思い知らされます…)

感染症を正しく恐れること。

そして、責任を持って身を守ること。

当たり前すぎるともいえるのですが、この2つは非常に重要なんです。
むやみに恐れる必要もないのですが、自分が感染すれば人にうつすこともあるのですから、まずは自分が感染しないように気を付けることが大事ですよね。

感染症って、将来も絶対この世から消滅することはないと思います。
新しいウィルスや細菌が生まれて、伝染していき、また新たなパンデミックが発生するのは避けられません。
将来も人間は感染症と闘いつつ、ある意味共存していかないといけないんですよね。

21世紀の世界で、人間は自然界を牛耳る存在で、すべてコントロールできると思い込みがちなんですが、もう少し謙虚でもいいと思います。

感染予防の基本中の基本、うがいや手洗い、人混みではマスク着用や密を避けるなど、初期コロナ禍に徹底していた感染対策は多くの感染症にも有効です。

ちょっと調子が悪い時は無理せず仕事も学校も休むことや、普段からしっかり睡眠を取ったり栄養を過不足なく摂取したりすることが意外と大事なんです。

免疫を最大限に保つための養生生活の大切さを、これからも伝え続けたいです。

一人では養生生活を守る自信がない方は、専門家としてお手伝いしますのでご相談ください。

ご一緒に、感染症に負けない身体をつくりましょう(^^)/

 

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