免疫力も上げる食養生
だいぶ第7波は落ち着いてきたとはいえ、依然として終わりの見えないコロナ禍をどうサバイブするか?!
コロナ禍も3年目が過ぎていきますが、感染防止のために閉じこもっているのもいい加減ウンザリですよね。
ウィズコロナ生活を少しでも安全に、効率的に実践していきたいものです。
感染したとしても重症化せず、できるだけダメージを少なくするために必要なのは何でしょう?
感染してキツイ症状が出た方の話を聞くと、直前に体調を崩したところだったとか、持病があるとか、わりと免疫力が落ちていた可能性がある方が多いんです。
逆に感染してもほとんど無症状だったり、かなり軽症で済んだ、という方たちは普段からだいぶ健康に気を付けていらっしゃるほうなんです(自院調べ)。
もちろんどちらも例外はあるでしょうが、やはり最終的には免疫力が左右するんだなという印象です。
人間は自分自身を守るシステムを内蔵してるんですよね。
それが免疫。
そして、その力は人によって、養生によって、変化するんです!
免疫といえば、人の全免疫細胞の約7割は腸に集中しているそうです。
腸の長さは6.5~7.5m、表面積は約260㎡(テニスコート1面分)もあるのです。
そんな長くて広い腸のなかには100兆個以上もの腸内細菌が生きています。
そして脳にある以上の神経細胞があることや、セロトニン(幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質)の9割が腸で作られていることが知られています。
腸といえば消化活動しかしてないと思ったら大間違いですね!
腸は免疫機能やホルモン産生に関わる消化器官なんです。
腸内フローラを整え、良い状態に保つことで健康長寿につながるのですから、これからのウィズコロナ生活には欠かせないのが“腸活”だとわかりますよね!!
“腸活”は一夜漬けできませんよ!
生きた善玉菌を腸内に毎日届けることと、それら有益な善玉菌を腸内で育て増やすこと、どちらも根気強くコツコツと積み重ねていかないといけないのです。
善玉菌で有名なのはヨーグルトですが、日本の伝統的な調味料や漬物、納豆にも多く含まれているのですから和食も見直してみる価値はあります。
そうして腸内に届けた善玉菌は水溶性食物繊維やオリゴ糖を多く含む食材をエサとして増えるので、コンスタントに摂り続ける必要があるんです。
サボると善玉菌が減ってしまいますから。
また、お肉中心のバランスの悪い食生活やファーストフード・ジャンクフードの食べ過ぎ、ストレス過多の生活は間違いなく免疫低下の原因になります。
本気で“腸活”するなら、食生活改善に取り組むこと、プラス、ストレスもできるだけ発散/解放することが重要ですよ!
免疫を強化してコロナ感染対策するには、本気の“腸活”を!
ここまでは西洋医学的な栄養学。次に東洋医学のお話です。
東洋医学では消化活動全般は【脾臓】の担当です。
脾臓を弱らせず、健やかに保つことで他の臓(心臓、肺、肝臓、腎臓)を下支えできるので、全身のバランスがよくなって健康が保たれるのです。
五臓(=全身)の要、中心は【脾臓】なんです。
そして、消化機能=【脾臓】の力をつけるのが“腸活”ですよ!
東洋医学も西洋医学も、ここは共通してるってことですね(^^)
というわけで、【脾臓】の力を養う“腸活”をコツコツとやっていけば、免疫力もついて、コロナウィルスにも負けない身体をつくれます。
暴飲暴食や、甘すぎるスイーツ、極端に辛いもの、アブラが多すぎる揚げ物などを控えて食養生してくださいね。
季節や体質に合った食養生は、オーダーメイドのサポートが受けられる鍼灸院へどうぞ(^^)/
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