人生100年は健康長寿と・・・

日本は平均寿命が世界一長い国です。
2020年の平均寿命は84.2歳。

とくに女性は87.1歳でダントツ1位、男性は81.1歳でスイスの81.2歳に少しだけ負けてます。

戦争のない平和な社会が続き、医学の進歩で治る病気も増えましたし、人生100年も夢ではないかもしれません。

今のところ、新型コロナウィルス感染症も平均寿命にはあまり影響ないのではないでしょうか。

 

ただ、100歳近くなった自分自身を想像すると、不安を感じる方は多いのではないでしょうか。

だれでも中高年になれば20代や30代の頃の若さを懐かしく感じますし、高齢になっても思い通りに身体が動いてくれるのか、美味しいものを食べたり飲んだりできるのか、などと心配になりますよね。

長寿自体は歓迎すべきこととはいえ、ずっと健康でいることが一番の望みです。

みんなそう思ってはいても、その時になってみないとわからないこともあるでしょう。

ですが、健康長寿を目指して今からできることを始めて実践していくことだってできますよ!

実践することとは、単純に言うと、悪習慣をやめ、健康的な生活習慣を身に着けること、に集約されます。

 

手軽で、長続きできることがベストですよね。

そのためには、隙間時間を利用する方法をご紹介しますね。

まずは、歩く習慣です。

どこに行くのも車の方、デスクワークで1日中座りっぱなしの方、なんとかして自分の足で歩く習慣をつけていただきたいです。

欧米では“Sitting is the new smoking”というそうですよ。
ずっと座っているのは新しい喫煙。

なるべく歩く習慣を、今日からつけていきましょう!

 

そして、たとえば歯磨きしながら片足立ちするとか、つま先立ちでいるとか。
ドライヤーで髪を乾かしながら、かかと落としをするとか。
料理しながら、時々スクワットするとか。

寝る前に軽くストレッチ体操や瞑想なども良質の睡眠を取るのにいいですよね。
睡眠は長寿の秘訣ですから。

通勤途中でもエスカレーターを使わず、駅の階段を1段飛ばしで上がるとか、行き帰りに1駅分歩くとか。
会社でも、トイレは1階上か下の階に歩いていくとか。

休日に月1回の激しい運動をするより、毎日の生活のなかで、こまめに身体を動かすことを考えてみてくださいね。

 

それから、もう一つの健康長寿の条件といえば、いかに孤独感と上手に付き合えるか、なんですよね。

年齢を重ねるとともに、自分自身の老化や、家族、親しい人を亡くす喪失感、退職などで孤独を感じることも増えます。

人間は独りでも死ぬわけではないけれど、孤独感で死ぬことがあるそうです。

誰しも孤独を感じる時はあるのですが、気分を切り替えられる楽しみや没頭できる趣味があると紛らすことができますので強い味方になります。

とくに仕事一筋の方は、今から将来に向けて何かしら自分が楽しめることを探してくださいね。

山歩きやカメラなど、アウトドアの活動は身体を使うという点でとくにお勧めですし、コーラスや楽器演奏などもいいですよね。

書道や読書といった静かな趣味だって、心がやすらぐのであればよいことだと思います。

ご夫婦の共通の趣味としてテニスなどのスポーツや旅行なども長く楽しめますし、もっとお仲間を増やして交流の幅を拡げていくのもいいですよ。

独りでやることもなく、ゲームやテレビが唯一のお友達、という未来みならないよう、今から動きだしていきましょうね(^^)/

 

そして、最後になりましたが、悪習慣を断つというのが一番難しいのかもしれませんが、禁煙はどんな種類であろうとも最優先課題です。
アルコールはほどほどの量を守って、必ず休肝日を設けるのがよりよいつきあい方です。

コロナ禍で基礎疾患と重症化の怖さが明らかになりましたよね。
この機会に、生活習慣病を遠ざけるためにもタバコやお酒などの嗜好品とのおつきあいを見直していきましょう。

コロナ禍は、ある意味、いいきっかけとなり得ると思います。

健康寿命を延ばすことが私たち鍼灸師の究極的な目標であり、存在意義でもあるのかと考えています。

一緒に目指してみませんか?

 

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