コロナ太りはファスティングで!

現代人の食をめぐる問題はさまざまで、どこから改善していけばよいのか思い悩みます。

高カロリー高脂肪な食事成人病のリスクが高かったり、逆に無理なダイエット偏食栄養失調に陥ったり、実は健康的な食生活とは程遠い人が多いのです。

全体的に食べ過ぎ傾向栄養過多になっているように見えますし。

あらゆる食品があふれ、いつでも何でも手に入れることができる現状では、食生活が豊かになるのも当然ではありますよね。

いっぽう、若い世代を中心にルッキズム(身体的特徴に対して過度な価値を置く要望差別)のせいでやせ願望が高じて拒食症などの病気も発症するケースも多発しています。

総グルメ時代に飢餓状態の人が存在する矛盾・・・。

 

人間の身体は食べたものでできていると言って過言ではありません。

どんなものを、どのように、いつ食べるのかで身体の健康を維持することもできますし、逆に壊すこともできるのです。

 

もちろん、美味しいものを食べたい欲求は誰にでもありますし、美味しいものを食べて幸せを感じること自体は素晴らしいことですよね。

ただ、その欲求を常に満たし続けることで身体を傷めてしまうことは避けなければ、いつか好きなものも食べれなくなる日が訪れるかもしれないのです。

 

人類の歴史を振り返ると、現代社会ほど総じて栄養過多で運動不足という状況はありませんでした。
身体構造として飢餓には強いけれども、現在のこのような状態には慣れていないのです。

とくに消化力には限界がありますので、常に全力で働かざるを得ない胃腸やその他消化器官は疲れを癒す暇もありません。
回復しないままに次の仕事が入ってくる、という過労状態なんです。

1日3食キッチリ食べる、キッチリどころか毎回食べ過ぎで、しかも消化に負担がかかる食品ばかり・・・という状況では胃腸も悲鳴を上げていることでしょう。
食事を摂る時には消化機能が準備万端であってほしいのですが。

 

とくに長引くコロナ禍で巣ごもり生活が続き、運動不足を補うこともできずに、ストレスはたまり放題。
唯一の楽しみは食べること!

これではコロナ太りも当然の結果ですよね。

というわけで、このままではヤバいと危機感を感じる方も出てきて、ファスティングが注目され始めています。

ファスティングというのは直訳すると“断食”なんですが、宗教的な意味合いは無く、一定期間食事をしない時間を置く、というものです。

ただやみくもに食べずに我慢しているだけでは健康を害することにもなりかねませんので、実践するなら丁寧にいきたいところです。

ポイントは消化力が回復するまで胃腸を休ませる、ということですので、長く断食を続ければいいということではないのです。

英語で「朝食」のことを“breakfast”と言います。
これは「fast=断食を破る」という意味なんですね。

夜のあいだは寝ているので食事をしないため断食をしているのと同じで、それを破る食事ということで朝食、ブレックファストです。
毎日気づかないうちに断食してるんですよね!

 

ただし、夜中に食べる習慣があったり、遅い時間の夕食にドカ食いしてしまう方は断食の時間が短くなってしまいます。

夜中はずっと内臓が働いて必死で消化活動をしているので胃腸も身体全体も疲れが取れないまま朝が来てしまうので、起きても食欲が無いまま1日の活動が始まることに。

一日の疲れを取って回復し、翌日のエネルギーを蓄えるのが睡眠の目的です。
そのためにはまず胃腸の負担をできるだけ軽くすることが大事ですよ。

夜中の断食はそのためにあります。

胃腸の健康を守るためにも、できるだけ夕食は軽く、早めの時間に終えたいもの。

そして週に1回以上は夕食を抜くファスティングをおすすめします。

昼食で食べ過ぎちゃったなぁという日がチャンスです。

そのまま夜は何も食べずに早めに寝てしまいましょう。
いつものように夜更かしをしたらお腹がすきすぎて眠れないかもしれませんからね。

朝には腹ペコで目覚めることができますよ。
そしたら美味しいbreakfastを!

よい1日のスタートが切れます♪

 

東洋医学でも夜中は「休息の時間」と決められていて、活動したり食事を楽しんだりする時間ではありません。

日が落ちたら、できるだけ休息するのが◎なんです。

栄養を摂るのは朝食、昼食で。

 

それでは栄養が不足するのでは?と不安な方もいらっしゃるかもしれません。

今までが栄養過多だったのですよ。

ちゃんとバランスの取れた朝食と昼食を摂れば大丈夫。

夜はできるだけ軽く、あるいは食べずに休むことを最優先してくださいね!

ステイホームのあいだにコロナ太りも解消して、スッキリしませんか?

 

本格的にダイエットしなければ! と危機感のある方は東洋医学に基づくダイエット、体重管理をお手伝いしますので、いつでもご相談くださいね(^^)/

 

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