妊活中はセルフ・チェック力を磨こう!

妊活で受診の方でも、ご自身の身体がどんな状態かを正確に把握されている方はそれほど多くありません。

これまでの治療歴や検査結果は詳しい記録を持参されて説明してくださるのですが、まるで自分自身のお身体ではないようにも聞こえることがあります。

「冷えてると言われました」
「肩が凝ってるとよく言われます」
「骨盤が歪んでるそうです」

誰かに言われて「そうなのかも?」 という感じですね。

妊娠するために“冷え”はよくないと言われていますが、実際に酷く冷えている方は実は稀です。
むしろ、それほど冷えてないのに温めすぎている方が多かったりもするのが現状です。

「冷やしてはダメ!」 と言われると、素直に目いっぱい温活してしまうからですね。

肩コリや骨盤のゆがみも、まぁだいたい殆どの方が多少あるにはあるのですが、無理してでも治さないといけないほどでもありません。

悪影響が出て体調を崩すほどであれば矯正したほうがいいでしょうが、それが主な原因で妊娠できないというものでもないのです。

 

心配するほどでもないのに過剰反応するのはよくないのですが、深刻な状態なのに気づいていないほうがもっと心配です。

芯から冷えているのに自覚が無い
ものすごく姿勢が悪いのに気づいていない
食生活がめちゃくちゃなのに無意識

食生活については、お菓子が食事化しているとか、野菜が極端に少ないとか、逆に肉類を一切食べない、コンビニ食、といった問題があっても疑問を感じていない方もいらっしゃいます。

 

そして妊活に関わるところでいうと、こんなことも「普通」と感じている方が多いのです。

生理痛が酷い/出血量が多い
生理周期が不安定/生理が来ない
性交痛がある/セックスレス

直接ではなくても妊活に関係するところでも、習慣化して異常に感じない方もあります。

便秘薬を飲まないと便通が無い
頭痛持ちで頻繁に服薬する
不眠症・不眠傾向

 

神経質になりすぎたり、あふれる情報に踊らされたりするのはよくありませんが、ご自身の身体の声は聴きとれるのが理想です。

調子がいいのか/悪いのか
心地いいのか/悪いのか

悪い場合は、具体的にどこがどう悪いのか

自分の身体にいいのは何か/どうすればよくなるのか

そうしたことを、ある程度は自分でキャッチできるくらいのアンテナを持っておきたいものです。

自身の身体の状態を把握することは、正しい方向に軌道修正したり、バランスを取ったりするためにとても大事なこと。

なかなか最初からは難しいという方は、セルフ・チェックのポイントをお教えしますのでご相談ください。

コツさえつかめば、少しくらいの不調はご自分で対処できるようになりますから!

全然知らないうちに、気づかないうちに身体を壊すようなことがないように、感覚を磨いていきましょう(^^)/

妊活中は身体への意識が深まるのでチャンスなんですよ!!

一生役に立つセルフ・チェックですから。

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