アンチエイジングなら抗酸化・糖化を!
生き物の宿命である老化
生まれ落ちた瞬間から老化は始まるのです。
もちろん最初のうちは「成長」かもしれません。
成長は老化の別な見方なのですから。
お肌の曲がり角は25歳と言いますが、卵子の曲がり角はもっともっと早くやってきます。
お母さんのお腹の中にいる胎児の間でも既に減り始めており、生まれた時には約200万個。
これがまた減り続け、いざ思春期となって生殖年齢を迎える頃には20~30万個になっています。
排卵のたびに1個ずつ減っていくと勘違いされている方は多いのですが、排卵に関わらず、毎月約1000個の卵が自然消滅します。
毎日毎日減り続けているのです。
そして、数だけでなく、卵子の質も加齢とともに下降していきます。
数と質両方の卵子の老化が現実なのです。
では、この現実とどう向き合っていくかなんですが、ベビ待ちさんにとって卵子の老化はなんとかして抑えたいところですよね。
とはいえ、卵子だけ老化を食い止めることは不可能なのです。
全身の老化を遅らせるアンチエイジングを目指さなくては!!
身体が老化しているのに卵だけ若返ることなんてできません。
だから身体づくりが大事なのです。
ご注意いただきたいのは、そもそも加齢を止められないうえに、さらに老化現象を助長(!?)するようなことを知らず知らずにやってしまっているかもしれないということです。
それが酸化と糖化です!
酸化とは、鉄がサビるのと同じように、身体がサビることです。
わかりやすいのは紫外線、タバコやアルコールなどの有害物質によるダメージですね。
いかにもな有害物資だけではなく、適度な運動は身体に良いのですが、過度の運動は活性酸素を増やして身体をサビさせてしまいます。
ストレスや過労などでも同じように。
糖化とは、身体がコゲることです。
糖質を摂りすぎることによって体内で起きるダメージですね。
糖質とは、甘いスイーツのみならず、炭水化物全般のことです。
エネルギー源となる糖質は、摂りすぎると身体にダメージを与えてしまいます。
こうしたサビやコゲが全身、そして卵子の老化にも拍車をかけます。
少しでも老化を遅らせるには、抗酸化・抗糖化を心がけてダメージを減らさないといけないのです。
夜更かし・寝不足やストレスを避け、抗酸化成分を積極的に摂取、糖質を減らし、食べるなら順番に気を付ける、といった努力を続けると必ず報われますから、がんばっていただきたいです。
抗酸化作用のある食べ物といえば、ビタミンCやE、βカロテン、ポリフェノールなどが豊富に含まれるものですね。
野菜全般や果物、ナッツ類などがおすすめです。
糖化を抑えるには低GI値の食品がおすすめです。
未精製の穀物、葉物野菜、きのこ類、海藻、肉類・魚介類など。
こうした副菜類を食べてから主食を食べる順番を守るようにすると、血糖値が急激に上がらず糖化を極力抑えることができます。
アンチエイジングに一生懸命な方、上記のような酸化・糖化を抑える生活を送っていますか?
急に身体が変わるわけではありませんから、ぜひ習慣化を目指してください。
うまくいけば、お肌も内臓も若返りますよ♪
そして、本質的なアンチエイジングに欠かせないのが東洋医学で言う腎の働きです。
腎の力を補っていくことがイコール(=)アンチエイジングなんですよ!!
東洋医学によるアンチエイジング妊活も、ぜひお試しくださいね(^^)/